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7月下旬に家庭用ゲーム機販売の全面解禁が報じられた中国。そんな同国がゲーム市場として注目が集まる中、中国企業によるPS4/Xbox Oneに酷似したAndroidコンソール「OUYE」が登場し、物議を呼んでいます。
海外メディアKotakuの報告によると、本機は中国版Kickstarter「JD Finance」に登場したものとのこと。本体はPlayStation 4、コントローラーはXbox Oneに酷似したデザインで、OUYEという名称はAndroidプラットフォーム「OUYA」を露骨に真似ており、誤認を誘う「詐欺」ではないかと指摘を受けています。
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クラウドファンディングは10万元(日本円で約194万円)を目標に実施していますが、1元も資金が集まっていない様子。プロジェクトのコメントページには「恥知らずの偽物」や「嘘つき」と批判の声が相次いでいる模様です。
「OUYE」が本当に開発されているのか、その真偽は不明。中国では、過去にもWiiに酷似したハードなどが市場に出回っていたことがありましたが、プロジェクトへのコメントから見るに、今回のハードはその登場すら叶わないかもしれません。