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米シアトルで開催されたPAX Prime 2015のMicrosoftブースにて、シリーズ最新作『Rise of the Tomb Raider』をプレイすることができましたので、前作からどのように進化したかインプレッションをお届けします。
出展されていたデモはXbox One版。シリアの遺跡に向かうララ・クロフトでしたが、乗っていたトラックを謎の組織のヘリが襲撃。逃げ延びたララは一人で遺跡に挑むことになります。
まず、ゲームプレイの感触ですが、Xbox One版『Tomb Raider: Definitive Edition』に近い感じでした。解像度やフレームレートは発表どおり1080p/30fpsと見られますが、モーションブラーがうまく機能しているのか体感的には30fpsとは感じられないようななめらかさでした。さらに、グラフィックは大きく強化されており、特に服の質感、光や水の表現が目に見えて向上していました。PC/現世代機で話題となったサラサラのララの髪は今作でも健在。操作も前作とほぼ同じで、シリーズファンならすんなりと入り込めそうです。
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デモ版では、スタート直後からララは崖から落下し傷だらけに。そこからジャンプや壁をつたいながら目的地まで向かいますが、シビアな箇所が多々あってジャンプを失敗してしまいました。今回のデモ版では失敗した箇所のすぐ手前から再スタートになりましたが、その際のロードが非常に早くて驚かされました。やがて遺跡に入ると、たくさんのサソリがうごめいている狭い通路に。そこを抜けるとすぐにトラップが襲ってくるといった、息もつかせない展開となっていました。
場面は変わり、謎の武装した組織がララを襲ってくるシーンに。ここは一般的はTPSのように銃で倒していくのですが、銃撃戦に気を取られていると遺跡の崩壊に巻き込まれゲームオーバーになることも。この遺跡を脱出したところでデモは終了しました。
基本的には前作と同じゲームの流れとなっていますが、大きく強化されたグラフィックやブラッシュアップされたシステムなど、今作は格段に進化しているよう感じられました。
『Rise of the Tomb Raider』は、Xbox One/360版が11月12日に発売予定です。