
8月30日、PAX Prime 2015のイベントとして、GPUメーカーNvidiaが主催する「Nvidia: Play the Future」がシアトルのベラノヤホールで開催されました。会場1時間前には来場者の長い列ができており、北米のPCゲームへの関心の高さがうかがえました。

皆が開場を今か今かと持っていると突然NvidiaのTom Peterson氏が、自社製GPU「GTX980」のパッケージを2つ抱えて列の先頭付近に出現。Peterson氏は一番歓声が大きかった人へ、なんとその場で「GTX980」をプレゼント!このサプライズに開場待ちの来場者は一気にヒートアップ状態になりました。

開場時間になって皆が興奮状態で会場へと足を運ぶと、壇上には大量のNvidia製品がズラリ。そこでも何人かの来場者に先日リリースされた「GTX950」をプレゼントするという大盤振る舞い。
イベントが開始すると、まずはこれからのゲームがどのようになっていくかを説明。DX12や4K、VRなどの可能性について語られました。また、NvidiaのハイエンドGPU「GTX980Ti」のパワーがもたらす4Kゲーム体験を解説すると、『レインボーシックス シージ』のブランドマネージャーであるUbiソフトのBenjamin Han氏がステージに上がり同ゲームの4Kでのプレイデモの紹介を行いました。
続いてNvidiaのJason Paul氏がステージに上がり、「GeForce Experience PC software」で今後搭載予定となっているシェア機能やゲームストリーミングによるCo-opプレイの実機デモの紹介や、自社製据え置きゲーム機「Shield」による『Mortal Kombat X』のストリーミングプレイでの実演が行われました。

すると、突然『Law Breakers』のPVが上映され、開発者のCliff Bleszinski氏とArjan Brussee氏がサプライズ登場。同ゲームの解説とNvidia製GPUがもたらすゲーム体験について語りました。
その後は、ランダムで選ばれた来場者たちがステージに上がってのミニゲーム大会に。勝負に勝った来場者にはGPUやShieldなどのNvidia製品が送られていました。
ユーザーと開発者の交流イベントとしての意味合いが強かった今回の「Nvidia: Play the Future」。Nvidiaがユーザーを大事にしていこうとする姿が見て取れる1時間でした。

※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください