1992年にサミー開発したネオジオの斜めスクロールシューティング『VIEW POINT』の続編として、ニンテンドウ64向けに開発されていた『VIEW POINT 2064』。発売されることの無かった本作のプロトタイプ版の貴重なゲームプレイ映像が公開されました。
映像は、日本の開発会社Racdymのクレジットから始まり、各モードやスコアランキングのなどが表示されているメニュー画面や分岐方式の全15ステージが確認できるステージセレクト画面に加え、実際のゲームプレイの様子を収録。奥スクロール・シューティングのゲームプレイは、どことなく『スターフォックス 64』を思い起こさせますが、オプションやマルチターゲットロックオンミサイルなどの特有のゲームディテールも確認できる興味深い映像です。
『VIEW POINT 2064』は任天堂の公式サイト内にある「NINTENDO SPACE WORLD 99」の出展情報によると1999年11月11日に発売予定でしたが、実際に発売されることはありませんでした。

映像を公開したRama Shotton氏によると、先月プロトタイプ版カートリッジがネットオークションのe-Bayに出品された際に所有者とコンタクトを取り、映像を入手することが出来たとのこと。なお、そのオークションで本作は2,999.99ドルで落札されています。