2KならびにFiraxis Gamesは、2014年に発売開始したターン制ストラテジーゲーム『Sid Meier’s Civilization: Beyond Earth』拡張パック『Sid Meier’s Civilization: Beyond Earth ‐ Rising Tide』をWindows PCに向け、10月9日に発売を開始したことを発表しました。
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Firaxis Gamesが開発した『Rising Tide』は、膨大な拡張要素によって、本作のプレイをいっそう進化。異郷の惑星で人類の未来を切り拓くために採りうる戦略の幅をこれまで以上に広げます。また10月15日からは、Aspyr Mediaを通じて、Mac/Linuxでもプレイ可能になるとのこと。
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- 『Rising Tide』で導入される主な特徴
- 海洋への入植
浮遊都市を築き、異星の海中に隠された天然資源を開発できます。ただし海中には特異な能力を秘めた異星生物が生息しており、様々な形でプレイヤーを悩ませます。海洋は新世界での覇権確立を目指すプレイヤーに、完全なリプレイ性を備えたマップ、新たなゲームプレイ・メカニズム、戦略的な可能性の広がりといった要素ももたらします。 - 変化するリーダーの特性
プレイヤーと AI が操るリーダーはどちらも、プレイを通じて新たな特性を獲得し、変化する世界に応じて様々な組み合わせを発現させていきます。こうした変化する特性にはいくつものメリットがあり、「恐怖」と「敬意」が大きな意味を持つ新たな外交システムにも影響します。 - 新しい、改良された外交オプション
政治的首都で特性をアップグレードすることによって政治情勢を形作り、外交関係を変化させ、味方の特性のメリットを強化することが可能です。 - 新たなスポンサー
アル・ファラーのアーシア・キシュク、北海同盟のダンカン・ヒューズ、INTEGRのレナ・エブナー、チュングスのハン・ジェイ・ムーンという、4人のリーダーと4つの勢力が新たに追加されます。 - 新たなアーティファクト・システム
強力なアーティファクトを集めて組み合わせることにより、新たなパーク
やユニット・アップグレード、遺産、建造物をアンロック可能です。 - 新たなハイブリッド・ユニット
アフィニティーは人類の未来に対する理想像のようなものです。1つのアフィニティに特化するのではなく、複数のアフィニティに投資すると、特別なハイブリッド・アフィニティ・ユニットやアップグレードがアンロックされます。 - 新たな生態系
2種類の新世界が追加されます。プリモーディアルは火山活動が活発で、形成の途上にあるその地表は混沌としています。一方、フリジッドは古く、惑星そのものが冷えきっているため、その地表は氷の海と凍てついたツンドラに覆われています。
加えて、シリーズ生みの親マイヤー氏など、関係者からのコメントも到着しています。
- 「Beyond Earth を発売した後、私たちのもとには、異郷を舞台にしたこの SF作品の拡張パックを求めるファンからの声が殺到しました。Rising Tideを手にしたファンの皆様は、様々な新機能や各種の地形、見知らぬ惑星で人類の未来を
確かなものにしていくためのエキサイティングで新しい外交オプションなど、自分たちのフィードバックが随所に活かされているのを目にして、きっと満足されることでしょう。」
―シド・マイヤー/Firaxis Games クリエイティブディベロップメント・ディレクター
- 「CivilizationシリーズのSFスピンオフ作品に需要があることを、Beyond Earthは見事に証明しました。この 1 年間、Firaxis Gamesは、Beyond Earthと従来のCivilizationシリーズの差別化をいっそう推し進める、野心的な拡張パックを目指し、なおかつBeyond Earthの発売以来寄せられ続けてきたコミュニティからのフィードバックを検討、導入するため、精力的に Rising Tide の開発作業にあたってきました。」
―サラ・アンダーソン/ 2K マーケティング SVP