伝説的SFシリーズの第1作『エイリアン』(’79)で監督を務めたリドリー・スコットは、同シリーズの続編には関わっていなかったものの、30年以上の時を経て発表した2012年のノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロンら豪華スター競演の『プロメテウス』は、『エイリアン』の前日譚か!? と物議を醸した。
今回、その『プロメテウス』の続編として『エイリアン:コヴナント』というタイトルが正式に発表されたことで、『エイリアン』の前日譚三部作の第二章となり、『エイリアン』に直結するストーリーであることが明らかになっている。
その注目のストーリーの軸となるのは、銀河系のはるか彼方の惑星を目指したコロニー船、コヴナント号の乗組員たち。そこは暗黒の危険な世界だった。この地のただひとりの住民は、不運なプロメテウス号乗組員の生き残りである“アンドロイド”のデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)だけだった…。
『プロメテウス』が投げかけた様々な謎は、本作で解決されるのか? 『プロメテウス』でデヴィッドと共に生き残った科学者エリザベス(ノオミ・ラパス)はどこに行ってしまったのか? プロメテウス号といえば、ウェイランド社により派遣されたものだが、その後、同社は日系企業に買収されてウェイランド・ユタニ社となり、『エイリアン』のノストロモ号を派遣した。では、今回のコヴナント号を派遣するのはどの会社か? コヴナント号のクルーはノストロモ号のクルーと出会うのか? そして、契約や聖約、あるいは盟約と訳される“コヴナント”という副題の真の意味とは? 早くも、さまざまな憶測が飛び交っている。
全米公開は、『ゼロ・グラビティ』『オデッセイ』という近年話題のドラマティックなSF超大作と同様、10月の第1週となる2017年10月6日。全世界が注目するその公開まであと約700日。『エイリアン』に続くサーガの全貌に、いまから想像をかき立てられるばかりだ。
『エイリアン:コヴナント(Alien: Covenant)』(原題)は2017年、全国にて公開予定。2017年10月6日、全米公開。
『プロメテウス』に続く『エイリアン』前日譚2章が明らかに! 2017年公開へ
《text:cinemacafe.net》編集部おすすめの記事
ゲーム文化 アクセスランキング
-
まさか本物なわけが…お笑い芸人のYoutubeアカウントが『CS2』プロプレイヤーのライブ配信映像に乗っ取り被害―一時は登録者数遥かに上回る視聴者集まる
-
「リザードン」型の「チートス」が発見される。オークションにかけられ落札提示価格は100万円を突破
-
Skype2025年5月に完全終了との報道。2020年以降はDiscord利用が圧勝に
-
「RTA in Japan」がTwitch上のダイジェスト映像をすべて削除へ―2025年4月から実施されるダイジェスト&アップロード100時間制限発表を受け
-
Steamに突如スクショ無し説明無しの名無しゲーム現る。ストアそのもの使ったARGの可能性も、審査の隙をついた行為に賛否の声
-
あのゾンビもリアルになってキモかわいい!?2025年4月25日公開迫る『マインクラフト』実写映画版、新映像!
-
『スカイリム』発売直前2週間で執念の人力バランス調整がされていた―AIシミュレーションには限界があると元開発者語る
-
約10平方kmの都市マップで30人のギャングが奪い合う!『タルコフ』系ローポリPvPvE『OUTLAWED』現地3月3日までの期間限定デモ版配信
-
『Wizardry Variants Daphne』&「ブレイド&バスタード」コラボイベント3月後半開催決定―特典コード等の詳細公開
-
「身の程を弁えない駄犬には教育が必要です」―プラモデル「30MM」に『アーマード・コア6』より「オープンフェイス」が登場。9月発売予定