この技術はWashington University School of MedicineのSteven Don准教授らが開発したもので、レントゲン撮影では免れない放射線の影響を軽減するというもの。レントゲンを撮影する際に放射線を使用しますが、一般的なスチール製測定器では人体を測定するのに時間がかかり、その分長く放射線に晒されていました。独自開発したキネクトを用いたシステムではこれまでよりも早く人体を計測できるため、放射線を浴びる時間を少なくできるのだそうです。
レントゲン撮影における放射線は微量でも子供の発育に影響を及ぼすこともあり、キネクトを使ったこの技術は小児科での活用が期待されています。もちろん、すべてのレントゲンを受ける患者にも放射線に晒される時間を短くさせるという恩恵がありそうです。
現在、研究チームは、Xbox One用キネクトを活用したさらに精度の高いシステムの開発に取り組んでいるとしており、高額な最先端機器に投資する必要がないゲームの周辺機器に意外な注目が集まりそうです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲーム機 アクセスランキング
-
『モンハンワイルズ』携帯ゲーミングPC動作テスト動画が公開―中には60fpsを超えるデバイスも
-
最近のゲームの初回起動時に待ち受ける謎の長すぎ処理時間「シェーダーコンパイル」正体とは
-
『モンスターハンターワイルズ』はSteam Deckで動くのか!?オープンベータテスト第2弾でモンスター討伐に挑む
-
【Steam Deckお悩み解決】日本語入力のやり方は?スクリーンショットの取り出し方は?
-
Steamゲームのコントローラー対応がわかりやすく!PS系を中心に対応表記が大幅拡充
-
EAのPCプラットフォーム「Origin」4月17日にサービス終了。「EA app」への移行を呼びかけ
-
レトロゲーム機をHDMI接続で遊ぼう!AV端子接続機器用「HDMIコンバーター」2024年10月25日に発売
-
「ゲームキューブ」や「ニンテンドウ64」を現代のテレビで!「HDMIコンバーターV2」が登場―画面比率変更機能やS端子出力の変換にも対応
-
Steam Deckの放置にご注意を!?長期間そのままにしたユーザーがバッテリーの惨状を報告
-
Steam Deckが『メタファー:リファンタジオ』へ最適化!パフォーマンス最大20%向上のSteamOS安定版最新アップデート配信