なお今回のC89における同人ソフトジャンル(ジャンルコード240)の出展数は670サークルですが、これにはゲームソフトだけでなくCG集やPC情報/評論、素材などの内容を含んでいます。
■『天穂のサクナ(仮)』

中央左の黒服でメガネを掛けた人物が“えーでるわいす”代表のなる氏
同人ゲームサークルえーでるわいすが放つ完全新作タイトルは、和風アクションRPG『天穂のサクナ(仮)』。本作は、稲作とアクションを融合させたタイトルで、プレイヤーは村で作物を育てつつステージを攻略します。なる氏に現在の開発状況を聞いたところ、まだまだ始まったばかりのため完成度は約10%ほどとのこと。今回販売した体験版は、アクション部分に焦点を当てたものです。またブースには、本作の体験版ダウンロードコードやPC版『アスタブリード』、『花咲か妖精フリージア』、そしてサウンドトラックが販売されていました。




■『跳霊の剣』

「第4回UE4ぷちコン」で最優秀賞を受賞したおぎまふ氏
ヒストリア主催の「第4回UE4ぷちコン」で最優秀賞を受賞したOGMF工房開発の『跳霊の剣』ですが、更なるバージョンアップを施した本作の体験版が会場で販売されていました。開発者のおぎまふ氏によると、この体験版は「ぷちコン」で出展したバージョンをブラッシュアップすると共に新たなステージを一つ追加したものであるようです。また現時点での完成度も開発が始まったばかりの段階であるため高くないと述べていました。同氏のTwitterによれば、会場に持ち込んだ150部の体験版が完売するほどの人気だったようです。
『跳霊の剣』体験版紹介映像
■『箱庭の少女』

同人VRゲームサークルふりかけ屋開発のUnreal Engine 4採用3人称アクションゲーム『箱庭の少女』。本作は、固定3人称視点が特徴のタイトルで、VRデバイスなどを用いて視点の向きを変えることができます。開発者であるおかず氏によれば、開発はまだまだ始まったばかりの段階で2016年の夏までには正式リリースしたいとのこと。また、ブースには本作の紹介映像を展示すると共に最新体験版を頒布していました。
『箱庭の少女』の紹介映像
■『Selector(仮)』

『クロワルール・シグマ』の開発を手掛ける同人ゲームサークルスーベニアが放つ新作タイトルは、シミュレーションRPG『Selector(仮)』です。会場では体験版の販売とデモ映像が展示されていました。ブースの担当者によれば、本作の開発は始まったばかりの段階で、この体験版でのキャラクターは『クロワルール・シグマ』を流用していますが、正式リリース版では新キャラクターを使用したものになるようです。2016年に正式リリースを予定しています。

『Selector(仮)』のスクリーンショット
■『もえくり2』
『もえくり2』は同人ゲームサークルもきゅソフトが開発したシミュレーションRPGです。2015年夏に正式リリースされた本作は、少年漫画のような能力バトルをSRPGで再現したゲームでプレイヤーは140種類以上のクリーチャーの中から6人を召喚して戦います。戦闘パートでは全キャラクターボイスを搭載する他にも、全25ステージを実装しています。サークル代表のさくらもっち氏によれば、本作は数年かけて開発したタイトルであるとのこと。また、新作の開発も視野に入れているようです。
2015年8月に公開された紹介映像
■『魔砲少女メイガスフィア』

同人ソフトサークルOHBA堂が開発する魔砲アクションシューティング『魔砲少女のメイガスフィア』。プレイヤーは、少女を操作してミッションを遂行するというもの。サークル代表であるOHBA氏によれば、開発は始まったばかりで完成度は10%から20%ほどとのこと。キャラクターは紹介映像で登場している他にも1人追加予定です。正式リリースは2016年内を予定しています。
※次ページにはワイヤーアクションゲームなど一風変わったタイトルを掲載!
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