※UPDATE(2017/10/25) :TGS 2017などで明らかにされた情報を追記しました。
※UPDATE(2017/6/23) :E3向けに発表された情報を追記しました。
※UPDATE(2017/5/17) :2018年への延期情報を追記しました。
※UPDATE(2017/1/26) :PC/Xbox One向けにも発売される点、ゲームプレイ映像、サブタイトルを追記しました。
※UPDATE(2016/12/5) :PSX16にて公開されたスクリーンショットや動画、映像から得られた登場機体などを追記しました。
『エースコンバット』シリーズの最新タイトルであり、今後の大型タイトルのひとつとして期待されている『エースコンバット 7 スカイズ・アンノウン(ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN)』。本稿では、公式サイトや過去に報じられた記事などを参考に、現時点でわかっている『エースコンバット 7』のディテールをまとめてお送りします。

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■発売日
- ・PS4/Xbox One版が2019年1月17日発売予定
・PC(Steam)版は2019年2月1日発売予定
(当初の発売予定年は2017年)
■価格
- ・PS4/Xbox Oneのパッケージ/ダウンロード通常版が7,600円(税別)
・PS4/Xbox Oneダウンロードデラックス版は10,100円(税別)
・PS4初回生産限定版が12,400円(税別)
・PC版は、ダウンロード通常版が8,208円、デジタルデラックス版が10,908円
・欧州では、アーセナルバードのダイキャスト製フィギュア付きの限定版「THE STRANGEREAL EDITION」が発売予定
・日本/北米/欧州/アジアで発売予定。
・PS4コレクターズエディションには設定資料を集めた「ACES at WAR HISTORY 2019」が付属
・PS4早期購入特典には移植版『エースコンバット5』が付属
・Xbox One早期購入特典には下位互換版『エースコンバット6』が付属
・DLCシーズンパスにはオリジナル機体3種と、追加ミッションが3種追加予定
・シーズンパス購入特典にはミュージックプレイヤーモードがゲーム本編内に追加される形で実装






■対応機種
- ・PlayStation 4/Xbox One/PC(Steam)
・PS4対応フライトスティックは、PC/PS4サポートの「『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』フライトスティック for PlayStation 4」と「T. Flight Hotas 4」(T. Flight Hotas 4は『エースコンバット7』限定版あり)
・「T. Flight Hotas 4」は発売済み、「『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』フライトスティック for PlayStation 4」はゲーム本編と同時の2019年1月17日に発売
・VRコンテンツはPS4専用
・プレイ人数は最大8人


■ゲーム内容
- ・操作は従来のナンバリングシリーズ(ノービスとエキスパート)
・VRモードはPS4専用で、シリーズの未来を少しだけ先に体験するというコンセプト
・PS VRのゲームプレイでは視点の6DOF動作(上下左右奥行き)に対応
・VRモードではMFDにレーダー情報を表示
・VRモードのプレイヤー機は“メビウス1”で、AWACSスカイアイやオメガ11も登場
・VRモードの敵は自由エルジア
・E3 2017ビルドではF-14DとF/A-18Fがプレイアブル、gamescom 2017ではユーロファイター・タイフーンがプレイアブル
・TGS 2017で出展されたバージョンはE3版と同内容
・2018年にgamescomやTGSでプレイアブル出展されたバージョンは、フレームレートやテクスチャが向上
・PC版は8kスーパーサンプリングと無限フレームレートに対応
・ステータスを高めるパーツ強化要素あり
・プレイ画面の計器やスティック、そしてスロットルが操作と連動
・進化する無人機のAI
・ポストストールマニューバーを実装
・マップでは上昇気流や雷、キャノピーなど視界へのアイシング(氷結)などが発生する
・マルチプレイは実装予定
・PC(Steam)版のMod対応については確認が必要な状況
・PC版のマウス+キーボード操作対応は高優先度
■あらすじ
- 『第二次大陸戦争』が勃発した2019年のユージア大陸。
プレイヤーはオーシア国防空軍。対する敵軍は、エルジア王国(旧エルジア共和国)
ユージア大陸では、大国オーシア連邦とエルジア王国との間で緊張が高まりつつあった。
2019年、オーシア国内で無人機を使用したテロが勃発。その同刻、エルジアはオーシアとユージア諸国の共同開発で進めていた宇宙太陽発電の基盤となる『軌道エレベーター』及び周辺施設を占拠。オーシアの行き過ぎた干渉と利害独占に反旗を翻し、エルジアは宣戦を布告。
強大な軍事力を持つオーシア軍に対し、エルジアは無数の攻撃無人機で対抗。瞬く間にオーシアの勢力は、ユージア大陸の東沿岸部へ追いやられてしまう。市街地に影響を与えないエルジアのクリーンな戦争に対し、オーシア軍は誤爆を繰り返す。エルジア王女は放送でオーシアの行動を批判、世論はエルジア側に傾いていく。
―戦場では無人機が台頭し、有人機の落日が近づいている―
■舞台設定や登場人物
- ・舞台は2019年のストレンジリアルワールド
・オーシア vs エルジアの『第二次大陸戦争』が勃発し、プレイヤーはエルジア軍と戦うことになる
・無人機やAI、アーセナルバード、そして軌道エレベーターが重要な存在に
・エルジア国王王女はローザ・コゼット・エルーゼ
・エルジア実験部隊のパイロットに伝説的エースパイロットとしてミハイ・ア・シラージが現る
・エルジアの無人機開発にドクター・シュローデルが関わる
・オーシア懲罰基地エンジニアにエイブリル・ミードが登場
・ナンバリングタイトルが整理され、『エースパイロットZERO』の1995年に勃発したベルカ戦争から『エースパイロット3』の2040年に発生した企業間戦争までが正史となる
・部隊マークに描かれた白線は罪を犯した本数
・オーシア軍に所属するプレイヤーのTACネームは“トリガー”
・ガーゴイル隊やサイクロプス隊などの飛行隊が登場
■開発者インタビュー/プレイレポ
- ・2017年7月13日
『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』ハンズオン―PS VRによって“空”にいる臨場感が増した!
・2017年10月3日
【TGS2017】『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』の無人機は“賢くなる”―ブランドプロデューサーの河野氏に気になる部分やフライトシューティングの未来を聴く
・2018年9月20日
自由エルジア復活!?『エースコンバット7』VRモード体験レポ―スタッフインタビューも
・2018年9月21日
『エースコンバット7』プレイレポ―フレームレートも改善し昨年より遊びやすくなった【TGS2018】
・2018年9月25日
『エースコンバット7』スペシャルステージレポ―脚本の片渕監督ら豪華ゲストが登壇【TGS2018】
・2018年10月3日
『エースコンバット7』ロングインタビュー…最新作のテーマや『エレクトロスフィア』への繋がりを語る【TGS2018】
■発表された登場機体
- ●ゲーム本編での登場機体
・A-10C Thunderbolt II
・F/A-18F Super Hornet
・Su-35S
・ユーロファイタータイフーン
・F-2A
・F-35C Lightning II
・F-15J
・Rafale M
・F-16C FightingFalcon
・F-14D Super Tomcat
・F-15E Strike Eagle
・F-104C Starfighter
・Su-33 Flanker-D
・F-15C Eagle
・MiG-29A Fulcrum
・YF-23 Black Widow II
・Gripen E
・Su-57
・MiG-21 bis Fishbed
●VRモードでの登場機体
・F-22A
・F/A-18F SuperHornet
・Su-30M2
・未発表機体(実在機)
■開発体制
- ・河野一聡氏がシリーズのブランドディレクターを担当。『エースコンバット 04』や『エースコンバット インフィニティ』などのプロデューサーなどを務めたシリーズの中心的人物。
・『エースコンバット7』のプロデューサーは下元学氏。
・『エースコンバット7』VRモードのプロデューサーは玉置絢氏。
・脚本を担当するのは、アニメ映画『この世界の片隅に』やTVアニメ『ブラックラグーン』の片渕須直監督。『エースコンバット04』でのサイドストーリーや『エースコンバット5』の脚本を担当している。
・音楽は小林啓樹氏が担当。『エースコンバット5』や『エースコンバット6』の音楽を過去に手掛けている。
・ゲームエンジンはUnreal Engine 4を採用
■発表された日本語音声での出演声優
- ゆきのさつき(エイブリル・ミード役)
潘めぐみ(ローザ・コゼット・エルーゼ役)
木下浩之
菅生隆之
川田紳司
早見沙織
中村章吾
松田健一郎
乃村健次
三宅健太
玉野井直樹
鶏冠井美智子
■国内発表時のアナウンス内容
- ■シューティングゲームNo.1シリーズ8年ぶりの最新作は空を革新!
『エースコンバット』シリーズは、プレーヤーがエースパイロットになって、リアルな空を追求したグラフィック空間を360度自由に飛び回る爽快感と、プレーヤー自身の判断で次々に敵を定めて撃破する快感、難局をくぐり抜ける達成感を楽しめるフライトシューティングゲームです。1995年の発売以来、シリーズ累計出荷本数は約1,400万本を突破しています。シリーズ20周年を迎えた今年、ナンバリングタイトルである「エースコンバット6 解放への戦火」の発売から8年ぶりの最新作発表です。
本作では、革新的な空の飛行体験を楽しんでいただけます。PS4で実現される写実的な空、新技術による雲の表現、美麗なグラフィック空間で、スピードを感じながら自由に思い描いた通りに気持ちよく飛べる飛行感覚を追求しました。また、超兵器を駆使した敵機との駆け引き、大型敵などの難局を突破する攻略性の高さ、達成感を追求。エースパイロットの体験物語として開発を進めています。
■PlayStation VR専用コンテンツも搭載!
本作では、今後株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売予定のPlayStation VR専用コンテンツの搭載も予定しています。本シリーズをバーチャル・リアリティ空間で体験したいという声を、これまでも多くのお客様からいただいており、空と陸の景色を360度見渡し、本当に飛行機のコックピットにいるような感覚に浸ることができる飛行体験の実現に向けて開発を進めてまいります。
- ●2017年の延期に関する声明
エースコンバットファンの皆様
この度、ファンの皆様へのメッセージという形で、エースコンバット7 スカイズ・アンノウンの発売時期を2018年に延期することをお伝えさせていただきます。私を含めたProject ACESは、最初にこのゲームで実現したいと願った「空の革新」の完成を目指して、今この瞬間も懸命にエースコンバット7の開発を続けています。
当初予定していました通り2017年中にリリースし、皆様にお届けしたいと進めてまいりましたが、このゲームで実現したいことを妥協することなく、シリーズの最新章を最高のクオリティに仕上げるために、あともう少しの時間と努力を費やすことを選択しました。
Unreal 4エンジンと現行コンソール、PCのハイスペックは、この時代に最も楽しいエースコンバットを開発する「Skies of opportunities」(機会)を与えてくれました。エースコンバットシリーズの20年以上の歴史の中で、ここまでの最新技術を使って雲や気流のある空のフィールドを再現し、激しいドッグファイトや多彩なミッションなど、空戦の遊び、駆け引きを詰め込み、また加えてPSVR対応による新しいパイロット体験など、ファンの皆様に「空の革新」を強く実感していただけるのは初めてのことになります。
今後、より多くの情報を発信したいと考えております。まずはE3 2017の会場で皆様に新しいデモを披露いたします。このデモでは初めてエースコンバット7の本編ミッションを体験していただけます。
多くのファンの皆様にはもう少しお待ちいただく事になりますが、最高のエースコンバット7をお贈りするべく、引き続き全力で開発に取り組んでまいりますので、皆様のご理解と変わらぬご支援の程何卒よろしくお願いいたします。
エースコンバットシリーズブランドプロデューサー
河野一聡
■映像
■スクリーンショット
























■関連リンク
- 『エースコンバット 7』公式サイト
https://ace7.acecombat.jp/
『エースコンバット』シリーズ公式サイト
http://www.acecombat.jp/
『ACE COMBAT』 series official Twitter
https://twitter.com/PROJECT_ACES
※本記事は正式発表や新しい情報が見つかり次第、随時アップデートしていく予定です。
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