
EA DICEは、1人称パルクールアクション最新作『ミラーズエッジ カタリスト(Mirror's Edge Catalyst)』の舞台設定を明らかにしました。
本作で舞台となるのは、カスカディアで500万人の人口を誇る都市の“ガラス”で、高層ビルが立ち並ぶ“アンカー”や街の中心の“ダウンタウン”、高級住宅地の“オーシャン・ガラス・ビュー”で構成されています。都市を支配するのは、ハウスによって運営される13企業で構成された複合企業で、それぞれ協力な権限によってカスカディアを統治しているもののハウス間の権力闘争が耐えていません。企業の中に治安維持を目的としたクルーガーセックやテクノロジーが専門のシルバイン・システムズ、医療が専門のエイリジムコープなどが存在します。

都市には複合企業の他にも、企業の歯車になることを拒否しオフグリッドとなったランナーと、レベッカ・セインが抵抗運動を率いる過激派のブラック・ノベンバーが登場。ランナーは、依頼主から受け持った任務内容から盗みや配達を遂行して報酬を得ています。また都市にはランナーを取り締まる規則があるものの、企業は密かにランナーを頼っているようです。ブラック・ノベンバーは、舞台となる時代の約20年前に発生した「11月暴動」後、過激な手段を取るようになった組織で、革命を目標にエンプロイたちを扇動しています。
キャラクターは現時点で主人公のフェイス・コナーズとガブリエル・クルーガーの2名の詳細が公開中です。また、ゲームプレイにフォーカスした開発者日誌もあるのでこちらもどうぞ。
3月10日に公開された映像

■フェイス・コナーズ
自信に満ち、スリルを追い求めるフェイス・コナーズは、ガラスでトップクラスのランナーです。 しかし彼女の気ままな態度は、いつまでも続きません。 彼女はやがて複合企業と、そして自分自身の悲痛な過去と対峙することになります。
●真のランナー
ランナーであるフェイスは、最高の運動能力とガラスの街の各地区に関する膨大な知識を持っています。 彼女は熟練のファイターで、その格闘スキルを武器に街を支配するセキュリティ勢力に立ち向かいます。 ランナーはテクノロジーに対して複雑な気持ちを抱えていますが、フェイスはいくつかのガジェットを駆使してユニークな移動方法を獲得したり、ランナーのネットワークに接続して街を移動する際のサポートを得ます。
●悲痛な過去
フェイスの人生が決定的に変化した11月のある晴れた日、彼女はまだ7歳でした。 企業の侵略行為に対する平和的な抗議活動がエスカレートし、ガラスの街で大規模な暴動が起こり、フェイスはそこで家族を失います。 ノアに救われた彼女は彼に育てられ、やがてランナーになることを志しました。 近頃の彼女が大切に思うのは、ノアや身近なランナーグループ、そして次の仕事のことだけです。 しかし彼女は制圧的な支配者との戦いに身を投じることを余儀なくされます。

■ガブリエル・クルーガー
冷酷なクルーガーセックのトップである彼は、決して敵に回したくない相手です。 グリッドの管理を逃れて暮らす者に対し、クルーガーは強い敵意を見せます。容赦なくレジスタンスを追い詰める彼の憎悪は計り知れません。 しかしクルーガーは愛する人を亡くした過去を持ち、そのことで葛藤や罪の意識も抱えています。
本作は、PC/PS4/Xbox One向けに海外で5月24日に、国内で5月26日に発売予定です。