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『Overwatch』開発者が2017年初頭まで長期計画を報告―様々な取り組みが明らかに

先日、プレイ人数が1000万人を突破した『Overwatch』。本作公式フォーラムにて、ゲームディレクターJeff Kaplan氏が2017年初頭までの長期的な計画について報告しました。

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『Overwatch』開発者が2017年初頭まで長期計画を報告―様々な取り組みが明らかに
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先日、プレイ人数が1000万人を突破した『Overwatch(オーバーウォッチ)』。本作公式フォーラムにて、ゲームディレクターJeff Kaplan氏が2017年初頭までの長期的な計画について報告しました。

今開発チームが最も焦点を当てているのは、6月末の実装を目指しているCompetitive Playとのこと。1日に複数回のプレイテストを行いながら開発されており、今後はより大規模な環境でテストするため公開テストも検討中。また、実装された後も最初の数シーズンは機能を調整する必要があると説明しました。

また、Kaplan氏は新ヒーローとマップの開発にも取り組んでいると報告。新ヒーローの開発はまだ始まったばかりで、実装までに時間が掛かるものの、幾つかのプロトタイプヒーローが存在しているとのこと。同氏は現時点で新ヒーローのリリーススケジュールについては話せないと伝えました。一方のマップについては、複数の新マップ開発が行われているとのこと。十分なプロトタイプが開発され、そのうちの1つはプレイテストも通過。現在アートグループが作業をしており、開発チームは最終バージョンで修正点を出さないためにプレイテストを継続して実施していると報告しています。

Kaplan氏はそのほかの機能についても言及。例えば、ベータ期間から長い道のりで向上され続けてきたスペクター機能など、大会主催者などからの多くのフィードバックを得ており、沢山のアイデアを得られたとのこと。「Play of The Game」や「ハイライト」など改善の余地があるとしながらも、作業工程が多くリソースの問題から今すぐ作業に取り掛かるわけではないと伝えています。カスタムゲームなどに関してもフィードバックが得られており、プレイヤーが友人あるいは見知らぬ人とプレイするための方法を検討中と報告。サーバーブラウザ型の機能を実装した場合『Overwatch』でどのように見えるのかといったことを研究しているそうです。

他にもプログレッション機能の強化やソーシャル機能の改善、マッチメイキングシステムの調整、「High bandwith(広帯域幅)」のようなハイテク機能の取り組み、沢山のバグ修正、チートやハック対策など、今後について多岐に渡って言及。同氏は現在取り組んでいる作業を明確化することで、ユーザーの考えも聞いてみたいと述べ、コミュニティの意見からチームが当てている焦点に変更が与えられることもあると伝えています。

Blizzardの継続的なアップデートの姿勢は、これまでの同社タイトルの例からも高い評価を得ている部分。本作における今後のアップデートにもファンからの期待が寄せられています。
《水京》
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