tinyBuildの声明ではG2A側の言い分に対して反論を展開。『Punch Club』の海賊版被害の報告に「信頼できないデータ」とコメントしたG2A側に対して「なぜ信頼できないといえることが出来るのか?」と主張。また、200キーもの削除を行ったことに対しては本当に削除したのかという疑いの目を向けており、tinyBuild側からキーのリストを提供していないにも関わらず、どのような方法でそれらを特定し排除したのかと疑問を呈しています。
また、G2A側からの「tinyBuildは不審なキーのリストを3日以内に提供してください」という協力の提案は恐喝と同じ方法だと指摘。以前は「我々と共に仕事をする登録をしない限り、手助けするつもりは無い」というものだったと伝えています。その上で、tinyBuildはキーの共有リストは存在しないと報告。理由として彼らのビジネスは沢山のパートナーと協力の上で成り立っているものであり、(そのビジネスの想定外である)個々のキーを追跡する仕組みは膨大な仕事量になるためだと説明しました。加えて、G2Aの評判は誰もが知っていることではあり、「誰が彼らに確認するためのキーリストを送ることを検討するのか?」と主張。それらのキーは再販され彼らにより多くの利益を与えることになるとの考えを示しました。
一方でtinyBuildは、G2Aからの最後通牒とも取れる「tinyBuildは不審なキーのリストを3日以内に提供してください」という要求に対するカウンターとして3つの解決策を提案しています。内容は下記をご覧ください。
- ■tinyBuildによる解決策
- パブリッシャーが製品の最低価格を設定することを許可する。
- 前述したサードパーティが販売するキー全てに、最小のマージンを設定する。
- G2Aでは全く検証せずに販売することが可能なため、身分証明、銀行口座とのリンク、住所の確認など販売者の確認をより厳密にする。