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今から約13年前の2003年にローンチした宇宙MMORPG『EVE Online』ですが、デベロッパーのCCP Gamesは11月にリリース予定の拡張において、本作を無料でプレイできる仕組みを導入すると海外向けに発表しました。
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拡張ではクローンに“Omega”と“Alpha”2つの状態を導入します。Omegaクローンでは現在のサブスクリプションキャラクターと同じように動作。Alphaクローンはサブスクリプションなしで無料アクセスが可能となっており、基本的な武器やモジュールとともに、特定のスキルセットを使用・訓練できるとのことです(Alphaの訓練のレートはOmegaに比べて遅い)。
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プレイヤーはサブスクリプションに加入するか、PLEXタイムカードを利用することで、AlphaからOmegaへとアップグレードすることもできます。逆にサブスクリプションを解除したり支払いをやめた場合はOmegaからAlphaへとダウングレードされ、スキルやアイテムに制限がかかります(再びOmegaに戻せばまた利用可能に)。
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製作総指揮のAndie Nordgren(CCP Seagull)氏によれば、サブスクリプションの要求は新しいプレイヤーにとって最大の障壁であり、またゲームから去る人々の主な理由だったそうです。そして今回発表された仕組みは、当初からサブスクリプションゲームとして設計された本作の基礎を損ねることなく、無料での参加を可能にする大きな変更の鍵であると語っています。
とんでもない規模の戦争まで勃発する壮大さが特徴の『EVE Online』。Free-to-Play化によって、興味を持っていた人々が宇宙生活への第一歩を踏み出すのではないでしょうか。