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洋ゲーファンなら、今年の東京ゲームショウでまっ先に駆けつけるべきスポットのひとつが、2Kブースの『マフィア III』コーナーです。ゲームの舞台「ニューボルドー」のストリートを再現した雰囲気たっぷりのブース内で、ゲーム内容に深く迫るシアタープレゼンテーションを楽しむことができます。
『マフィア III』の世界観が堪能できる通路を抜けてシアターにはいると、まずはゲームの解説トレイラーが上映。開発元クリエイティブディレクター、ヘイデン・ブラックマン氏が今作の特徴や開発のこだわりを語りながら、ゲームの注目要素が次々と映し出されます。
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そしてお次は、日本国内では初披露となるゲームプレイデモを、巨大な映画スクリーンで堪能できました。デモは開発スタジオHanger 13のスタッフが実際にプレイ。主人公のリンカーン・クレイが、白昼堂々のホテルで、マルカーノファミリーの財務役トニー・デラツィオの殺害を目論むミッションです。
『マフィア III』のゲームプレイではプレイヤーの選択の自由を重視しており、各ミッションにおいても、銃を乱射して正面突破しても、影に隠れながらステルスプレイしても、あるいは応援を呼び出して始末させても、遂行方法はプレイヤーの自由です。今回のデモプレイでは、ステルスプレイでの展開が見られました。ミッションを進める前に武器商人を呼んで、自分のプレイスタイルや戦略にあわせた武器を購入するのも必要不可欠です。
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リンカーンはまず、トニーが信頼している部下の車を奪って本人になりすまし、地下駐車場からホテルに侵入。柱や通路の角に隠れながら、警護にあたる敵対マフィアたちを一人ずつ着実に仕留めていきます。過去のゲームプレイデモでも見られたように、憎しみのこもったリンカーンのトドメの一撃アクションは何度見ても衝撃的。頭部を踏み潰す、胸にナイフを突き立てる、銃床でめった打ちにするなど、どれも残酷極まりなくバリエーション豊富です。
デモの後半になると、徐々にステルスから強行突破のスタイルに変わっていき、正面から複数の的に銃を乱射したり、グレネードを投げつけたりと、ハリウッド映画さながらのド派手なアクションシーンの連続で、ゲームプレイであることを忘れてしまいそうになるほど。一気にターゲットであるトニーの部屋までたどり着いて、ストーリーの深みに迫る会話シーンに突入します。これ以降の展開は、実際にTGS会場に足を運んで確かめてみてください。
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2Kの東京ゲームショウ出展情報はこちらの特設サイトを参照。なお、『マフィア III』シアターは、18歳未満の方は入場ができないのでご注意を。
『マフィア III』はPS4/Xbox One/PCをプラットフォームに、国内で2016年10月27日リリース予定です。