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エレクトロニック・アーツは、11月1日、第2四半期の決算報告を行い、『FIFA 17』などのヒットにより前年度と比較して8%増収になったことを発表しました。
12ヶ月間の純収益は40億5070万ドルで、前年と比較して8%増収。第2四半期の純収益は8億9800万ドルで、合計の63%又は5億6600万ドルがデジタルでの売り上げとなっています。今期は『FIFA 17』が予想を超える働きを見せたほか、モバイルタイトルが健闘したことも後押ししています。
『FIFA 17』は前作と比較して初週のプレイヤーが20%も多く、プレイヤーの2/3がストーリーモードである「The Journey」をプレイしているとのこと。『FIFA』『Madden NFL』『Hockey Ultimate Team』の12ヶ月間の純収益は、前年と比較して全体的に15%アップ。モバイル版『FIFA』は138カ国のAppStoreの無料ゲームチャートで1位を取得しています。
また、『Battlefield 1』発売後1週間の総プレイヤー数が『Battlefield 4』の約2倍にものぼっていることも併せて報告されています。
ホリデーシーズンを迎える来期では、『Battlefield 1』と『Titanfall 2』という2大タイトルの売り上げが計上される他、全世界規模のEスポーツトーナメントや同社初のVRタイトルが控えており、動向が注目されます。