インディーデベロッパーTeam Saber Riderは、80年代日本アニメ『星銃士ビスマルク』の海外版をテーマにした、レトロゲーム風新作タイトル『Saber Rider and the Star Sheriffs』のSteam Greenlightキャンペーンを開始しています。
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『Saber Rider and the Star Sheriffs』は、米国で非常に高い人気を持つこととなった『Voltron(百獣王ゴライオン)』と同じWorld Events Productionsによって輸出されました。多くの改変が行われていた『Voltron』同様に、本作でも原典『星銃士ビスマルク』では主人公チームの一員であった「Saber Rider(リチャード・ランスロット)」が主人公になる形で各種の改変と設定の再構成が行われています。
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2010年にも一度ゲーム化が発表されていたり、近年ではアメコミとしてもリブートが行われるなど、カルトな人気を誇る『Saber Rider and the Star Sheriffs』。今回のゲームは、主人公チーム4人の内からキャラクターを選択し、8方向に弾を撃ち分けて進む横スクロールアクションが主体。
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それに加えて、メカによる横スクロールシューティングパート、そして宇宙戦艦から可変する主役メカ「Ramrod(ビスマルク)」を用いて戦う、コックピット視点の巨大ロボ戦パートで構成されています。本作はPC/Mac/Linux/3DS版だけでなく、ドリームキャスト、そしてPCエンジン版も制作されるとのことです。
A original design document from Studio Pierrot. #saberrider #game #Dreamcast #星銃士ビスマルク #steam #indiegamedev #sega pic.twitter.com/uTUZR266oZ
— Saber Rider-The Game (@SaberRiderGame) 2016年1月30日
なお、本作の制作にあたって開発元であるTeam Saber Riderは、『星銃士ビスマルク』を手掛けたスタジオぴえろより、同作の当時の設定資料を受け取っているようで、日本のファンも安心して楽しむことができるのではないでしょうか。
『Saber Rider and the Star Sheriffs』のSteam Greenlightキャンペーンはこちらから。発売は2017年Q3を予定されています。