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2016年3月に、“3つの長期的プロジェクト”を進めていることが明かされたBethesda Game Studiosですが、ディレクターのトッド・ハワード氏は海外メディアglixelのインタビューにおいて、プロジェクトに関する新情報を伝えました。
3つのプロジェクトの内2つは古典的なBethesdaゲームであり、オーバーラップさせながら同時に開発を進行。詳細な内容は明かせないとしつつも、Bethesdaがこれまでに手がけたものより、さらに大きなゲームになると明言しています。また、もう1つのプロジェクトは先日にも言及されたモバイル向けのゲームで、“非常に異なるスタイルのユニークなゲーム”とのことです。
E3 2016でVR版『Fallout 4 VR』をプレイする男性主人公役の俳優ブライアン・T・ディレイニー
なお、トッド・ハワード氏は『Fallout 4』をVRに対応する『Fallout 4 VR』の進捗も報告。「やるべきことは沢山あるが、それは非常にエキサイティング」とし、開発が順調に進んでいることを伝えています。また、ゲームは最初から最後までVRでプレイが可能で、インターフェースなどあらゆる面が実際に機能するとのことです。
- 「VRの中でのV.A.T.S.は最高だと保証します。私たちはそれを愛しています」
VRゲームの課題とも言える移動システムについては「確かに困難な部分」と指摘。現在はテレポートワープを使用しているものの、他にもいくつかの方法を試しており、インディー開発者や学生らによる研究も参考にしているそうです。そして、感覚は人それぞれであるため、できるだけ多くの方法に対応してリリースする予定とのこと。