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パブリッシャーTHQ Nordicは、2002年にPS2で登場したファーストパーソンシューター『Red Faction II』が、ドイツの連邦青少年有害メディア審査会のリスト、通称“Index”から削除されたことを発表しました。
このリストの対象ゲームは未成年者への販売が禁止されるとともに、店頭への陳列やゲーム雑誌でのレビュー公開など、いかなる方法での宣伝が違法になります。今回、『Red Faction II』はこのリストから削除されたということで、今後は合法的な販売が行えます。
THQ Nordicによれば、この結果を達成するために多くの議論や思慮、説得を要したそうです。今後もウィーンに拠点を置くチームが連邦青少年有害メディア審査会とのさらなる議論を行う予定とのことで、パブリッシングディレクターのJans Binsmaier氏は「私たちは現在265タイトルを超える幅広いゲームポートフォリオを育んでおり、これからもゲーマーがゲームをプレイできるよう最大限努力していきます」と語っています。
ちなみに、2016年にもTHQ Nordicは『Red Faction II』の前作にあたる『Red Faction』を、“Index”から削除することに成功しており、後にPS4でプレイ可能なバージョンが配信されました。