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Blizzard EntertainmentのJeffrey Kaplan氏は海外ファンからの質問に応じ、『オーバーウォッチ(Overwatch)』登場ヒーローのシンメトラに「自閉症を抱えている」という設定が存在することを報告しました。
これはシンメトラの背景を描く公式デジタルコミック「より良き世界」を読んだ境界型パーソナリティ障害を抱えるファンから寄せられた手紙に応えたもので、Kaplan氏は「シンメトラは自閉症です」「彼女は最も愛されているヒーローの一人であり、自閉症を抱える人にどれほど素晴らしい可能性があるのか、それを表現するための役割を上手く担えていると思っています」といった返事とともに、『オーバーウォッチ』公式グッズのマグネットを送りました。
『オーバーウォッチ』登場ヒーローに関しては、トレーサーが「同性愛/両性愛」の設定の下に描かれているキャラクターであることが2016年12月に明かされていました。大きな注目を集めたこの件について、Blizzard担当者は今作が開発初期段階から「世界中のプレイヤーの多様性を映す」ことを目標として掲げていたことを表明しています。