小島監督によれば、通常はキャラクターを作り、それに合う俳優を探しますが、『DEATH STRANDING』の主人公は、ノーマン・リーダスをイメージし、演じてもらうことを考えながら作ったとのこと。最初のティーザーで、ノーマン・リーダスは裸で出てきますが、今後は色々な髪型、服装、装備が出てくるそうです。
キーノートのホストを務めたジェフ・キーリー氏から『DEATH STRANDING』の開発状況を問われると、「PS4で実際に動いてます」とコメント。また、全体の企画、プロット、キャラクター設定もあり、Decima Engineでゲームシステム、キャラクター、環境などのテストをしている、としました。小島監督曰く「非常にいい感じ」だそうですが、成功したものを少しやり方を変えていく必要があるので、それを精査しながら、プロットを細かくしてゲームシステムも含めシナリオを修正している段階、と伝えています。
具体的な例として、Decima Engine上で作られたニューヨーク(例であり、実際には登場しない)でノーマン・リーダスが歩いているが、それがニューヨークに見えるのか、どれくらいの広さなのか、ということを実験しているとのこと。ノーマン・リーダスがイタリアンレストランに入り、誰と会い、何を話し、何を食べるかは決まっていますが、前後を考えつつ、どのようなテーブルで、どのようなセリフを言い、料理をどのような順番で食べるか、といった細かい部分を調整している、と話しました。
このキーノートではほかにも、小島監督幼少期の映画の思い出や、ゲームエンジンを使って制作されているインタラクティブな映画原作のVRタイトルなど、様々なことについて語っています。映像は、Twitchのクリップから視聴可能です。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ゲーム文化 アクセスランキング
-
まさか本物なわけが…お笑い芸人のYoutubeアカウントが『CS2』プロプレイヤーのライブ配信映像に乗っ取り被害―一時は登録者数遥かに上回る視聴者集まる
-
「リザードン」型の「チートス」が発見される。オークションにかけられ落札提示価格は100万円を突破
-
あのゾンビもリアルになってキモかわいい!?2025年4月25日公開迫る『マインクラフト』実写映画版、新映像!
-
「RTA in Japan」がTwitch上のダイジェスト映像をすべて削除へ―2025年4月から実施されるダイジェスト&アップロード100時間制限発表を受け
-
Steamに突如スクショ無し説明無しの名無しゲーム現る。ストアそのもの使ったARGの可能性も、審査の隙をついた行為に賛否の声
-
約10平方kmの都市マップで30人のギャングが奪い合う!『タルコフ』系ローポリPvPvE『OUTLAWED』現地3月3日までの期間限定デモ版配信
-
『Wizardry Variants Daphne』&「ブレイド&バスタード」コラボイベント3月後半開催決定―特典コード等の詳細公開
-
『ポケモン』ホンダが本気で「コライドン」を作ったら…トヨタミライドンに続く「ホンダコライドンプロジェクト」始動!
-
Vault Boyとのツーショット撮影も可能!『Fallout』グッズ販売やフォトスポット設置の期間限定ストアが渋谷/心斎橋PARCOにて3月に開催
-
『スカイリム』発売直前2週間で執念の人力バランス調整がされていた―AIシミュレーションには限界があると元開発者語る