We just broke 500k! Thank you all so very much for your continuing support! <3 pic.twitter.com/FXnsy6twGX
— PLAYERUNKNOWN (@PLAYERUNKNOWN) 2017年8月4日
BlueholeがSteam早期アクセス中の人気バトルロワイアルシューター『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』。同作の最大同時接続数が50万人を突破したことを同作ディレクターのPLAYERUNKNOWN氏が発表しています。
氏が掲示した同時接続数は51万9千人。これは『Counter-Strike: Global Offensive』に対して2万人ほど少ない数字であり、この破竹の勢いでの売上が続くのであれば、長らくSteamの同時接続数2位の座に常時君臨してきた同作を抑え、新たなSteamの目玉タイトルとなる日も遠くはないでしょう。
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また、7月度アップデートにて試験的に導入された新クレートの「Steamコミュニティマーケット」上での取引も非常に好調となっており、本記事執筆時点で“GAMESCOM INVITATIONAL CRATE”が395円、“SURVIVOR CRATE”が443円、“WANDERER CRATE”が238円。いずれも1時間に数千件が取引される状態となっています。
「Steamコミュニティマーケット」について詳しく説明すると、これはSteamのユーザーがゲーム内アイテムを出品、Steam上でゲーム購入などにも使える通貨“Steamウォレット”を使って売買が可能である仕組み。また、アイテムの取引毎に取引金額の1割がゲームメーカー側へと還元されるようになっており、活発な取引はメーカーへの利ともなります。今回『PUBG』に実装されたクレートはいずれも非常に簡単にゲーム内マネーで確定で手に入る物となっており、同作プレイヤーは一定時間のゲームプレイで、Steam上でしか利用できないとはいえ、実質上の現金を数百円単位で手にすることが可能な状態となっています。
なお、クレートから排出されるアイテムの方は1週間の取引制限がかかっており、2017年8月10日より順次取引可能となるため、クレートの価格の高止まりはずっと続くものではなさそうですが、それでも今度はレアな衣装アイテムが非常に高い価格で取引されることになりそうです。
ゲーム内スキンの排出・取引システムについては、本時点でSteamの同時接続数1位、2位の『Dota 2』『Counter-Strike: Global Offensive』が大きな成功を収めており、『PUBG』もこのままゲーム内衣装アイテムの実装体制が整えば、それらのタイトルに並ぶようなマーケットの持続した活気及び、それを背景とした更なる躍進を得ることができるのかも知れません。