Blizzard Entertainmentの人気FPS『オーバーウォッチ(Overwatch)』。同作にデスマッチ及びチームデスマッチの実装と、ヒーローのバランス調整などを行うアップデートがリリースされています。
このアップデートでは、新モード2種のほか、ジャンクラット、ロードホッグ、オリーサ、ウィドウメイカーに強化方向でのバランス調整が実施。また、“ライバル・プレイ”のシーズン期間が2ヶ月へと短縮。それに伴った調整がなされています。
主なパッチノートの抜粋はこちら。
- ■ 新モード“デスマッチ”&“チームデスマッチ”
カスタムゲームでプレイ可能な新モード。デスマッチは20ポイントの獲得、チームデスマッチは30ポイントの獲得が目標。いずれも敵にとどめを刺したプレイヤー、もしくはチームに1ポイントが加算され、地形ダメージでの死亡で1ポイントが減少します。
■ デスマッチモード向け新マップ“Chateau Guillard”
フランス南東部のアネシー近くに位置する古城。数百年の間、Guillard家の財産となっていたものの、革命後、家の力の衰えと共に徐々に廃墟に。しかしながら近年、Guillard家の末裔ウィドウメイカーによって所有されています。
■ ヒーローバランス調整
● ジャンクラット
・“コンカッション・マイン”が2つ持てるように
・“RIPタイヤ”の移動速度が30%向上、壁登りの時間の制限が撤廃
● オリーサ
・“フュージョン・ドライバー”の弾速が20%向上
・“プロテクティブ・バリア”のバリアサイズが20%上昇、バリアの形状が変更となり、バリアの下にいる敵からの攻撃をより受け止められるように
● ロードホッグ
・“テイク・ア・ブリーザー”使用中に動けるように、またライフ回復中は受けるダメージが50%減少
● ウィドウメイカー
・“グラップリング・フック”のクールダウンが12秒から8秒に減少
・“ヴェノム・マイン”の影響下の敵は、プレイヤーがウィドウメイカーを使用している際のみ、壁越しに視認できるように
■ ライバル・プレイ
・“ライバル・プレイ”のシーズン期間が3ヶ月から2ヶ月に短縮
・コントロールマップ形式の勝者は、5本中3本先取ではなく、3本中2本先取に変更
・“ライバル・プレイ”の期間短縮に伴い、シーズン終了時のCompetitive Pointsの入手量が減少
・“ライバル・プレイ”勝利/引き分け時のCompetitive Pointsの入手量が向上、勝利時は10ポイントから15ポイント、引き分け時は3ポイントから5ポイントに
・一定期間経過でのスキルレーティングの減少値の調整。ダイアモンド以上での毎日のスキルレーティングの減少は、50から25に低下。マッチプレイ時のスキルレーティングの減少までの時間が24時間から36時間に増加。最大日数は7日のまま
・自分のスキルレーティングが最低必要条件を下回った場合、ダイアモンドまたはそれ以下のプレイヤーは該当のTierでプレイ不可に。ただし、シーズン終了時報酬は最高到達Tierから計算される
・シーズン開始直後のプレースメントマッチの後の、プレイヤースキルレーティングの一時的な減少の廃止
・各試合後のスキルレーティング値の変更を、いくつかの異常、特に特定のヒーローに対処するために調整
アップデートではその他多くの改善やバグフィックスが行われています。