RAZBAMは、PC向けコンバットシミュレーションゲーム『DCS World』の最新モジュールである『DCS AV-8B Night Attack Harrier II』のティーザー映像とスクリーンショットを公開しました。
公開されたティーザー映像では、ハリアーの特徴であるベクタースラストや垂直離着陸などが映されており、ガンポッドによる射撃やドッグファイト、誘導爆弾と無誘導爆弾による爆撃なども確認可能です。
Oculus Riftを用いたテスト映像

AV-8Bハリアー2は、イギリスのホーカー・シドレーで開発されたAV-8Aハリアーを基に、アメリカのボーイングとイギリスのBAEシステムズが開発発展させた機体。主翼には空気の抗力を抑え速度を音速に近づけられるスーパークリティカル翼、エンジンにはペガサス 11-21を、コックピットにはMFDやHUDを採用し、キャノピーも水滴型に変更され視認性が向上しています。本モジュールのナイトアタックは、AV-8Bに夜間攻撃能力を持たせた機体で、機首にFLIRが搭載され、暗視ゴーグルにも対応していることが特徴です。


ティーザー映像には「虎」の漢字が入ったVMA-542も登場。このアメリカ海兵隊の第542海兵攻撃飛行隊「タイガース」は、長年ハリアーを運用する飛行隊で横田基地や千歳基地などに飛来した経験もあります。



また、ハリアーは垂直離着陸という特性を持っていることから、映画やアニメ、そしてゲームなど様々なフィクションに登場する20世紀のV/STOL機を代表する機体でもあります。本モジュールの正式リリース日に関しては現時点で発表されていませんが、早期アクセス版がリリースされる予定とのことです。
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