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昨日報告されたVRヘッドセット「Oculus Rift」の“期限切れセキュリティ証明書”による世界規模の不具合ですが、Oculusチームはそれを修正するためのソフトウェアアップデートを公開しました。ユーザーにはアップデート手順を示した次のような内容のメールが送信されています。
いつもRiftをお使い頂き、ありがとうございます。
現在発生しております、Riftが動作しなくなる問題につきまして、ご迷惑をおかけしており大変申し訳ございません。先程、本件を修正するOculusソフトウェアのアップデートを公開いたしました。“Can't Reach Oculus Runtime Service”というエラーが表示されている場合、お手数をおかけいたしますが、以下の方法による手動でのアップデート適用をお願いいたします。
Oculusソフトウェアに修正パッチを適用するには、 https://www.oculus.com/rift-patch/ からパッチアプリケーション 'OculusPatchMarch2018.exe' をダウンロードして実行し、“Repair”を選択してください。修復処理が終わった後、Oculusデスクトップアプリを起動すると、引き続きアップデートが行われます。こちらの処理が完了すると、Riftが使用可能となります。
詳しい手順につきましては、こちらのガイドをご覧ください: https://support.oculus.com/217157135500529/
上記の手動アップデートは、Oculusデスクトップアプリを起動することが出来ない場合のみ必要です。エラーが表示されていない場合は、最新バージョンへのアップデートは自動的に行われます。
また、本件の影響を受けられたお客様には大変ご迷惑をおかけしましたため、お詫びとして、$15 (あるいは現地通貨における同程度額) 分のOculusストアポイントをお贈りします。こちらのポイントは、先月初め (米国時間2018年2月1日) 以降にRiftをご使用になった方のユーザーアカウントに、本日より7日以内に自動的に追加されます。Oculusストアポイントについて詳しくは、 こちらのページ をご覧ください。
末筆ながら、お客様にはご不便とご迷惑をおかけいたしました事を、重ねてお詫び申し上げます。
- Oculusチーム