その犯人が名乗った名義とは『マインクラフト』の海外PvPサーバー“VeltPvP”。脅迫メールでは当該のPvPサーバーのアドレスを入金先にしている他、「私達のサイトに詳細な情報がある」としてサーバーのページを紹介するなど、もし本当に犯人であったのならば、計画の稚拙さ、杜撰さを多方面から指摘されていたでしょう。
This message actually evacuated 400 schools in the UK https://t.co/med1VfQ3R8 pic.twitter.com/9pkBFZhLsY
— Tom (@SuchSpeed) 2018年3月19日
もちろん、この脅迫は虚偽のもの。ノーサンブリア警察は実行可能な脅威はないと明らかにしています。また、勝手に名前が使われた“VeltPvP”は本件に対し、以前よりサイバー犯罪者の集団より被害を受けていると表明。対応にあたる人々に謝罪すると共に、犯人を非難する姿勢を見せました。
以前より多くの事例が報告され、酷いケースでは死者すら発生している悪意を持った偽の犯罪報告や“スワッティング”。今後何らかの、より効果的な対応がなされることを期待したい所です。