その舞台となったのは、アメリカ最大の都市、ニューヨークシティに位置するバスケットボールスタジアム「Barclays Center」。試合は、1万1,000人以上の観客とネット配信の視聴者だけでなく、アメリカの王道スポーツテレビチャンネルとも言うべきESPNでも放送されました。
この歴史に残るイベントの様子を見届けるため、編集部は現地に飛び、取材を敢行してきました。(※試合の模様は公式サイトより視聴できます)
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会場の中に入ると、いつもはNBA一色なスタジアムが、すべてe-Sports仕様になっていました。中には、ファンの気合を引き出すような、色々なものも用意されており、バリエーションが豊富でした。
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いざ、ステージに入ると、さらに衝撃。とにかく人がいっぱい!1戦目の前であっても、空いている席が非常に少なく、上部の方にわずかほど残っているだけでした。スゴイ。
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ちなみに、ニューヨークから割と近いからかもしれませんが、観客の大半はPhiladelphia Fusionを応援していたように感じます。彼らの入場やファインプレーが起こった際には、筆者の耳にダメージを与えかねないほどの歓声が上がっていました。
しかし、London Spitfireのファンもたくさんおり、こちらも負けじと応援していました。それから、観客は入場時にもらったとみられる同じブレスレットをしていて、状況によって、そのブレスレットが色を変えながらライトアップ。会場を包み込むような光には、非常に強いインパクトを感じました。
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1戦目の時点で人がいっぱいでしたが、2戦目は文字通りの満員。大盛り上がりとなっています。
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試合の前には、ヒップホップアーティストのDJキャレド(DJ Khaled)のパフォーマンスがありましたが……この非常に熱い2日間に改善する余地あるとしたら、このパフォーマンスがそうだと言えるでしょう。もちろん、楽しく踊っていたファンも確かにいましたが、実際、観客のほとんどは興味がなかったような印象が強く、試合中の熱気とは全く違っていました。
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とまあ、そんなこともありましたが、試合が始まると、London SpitfireとPhiladelphia Fusionのファンが一所懸命応援し、両チームも死力を尽くしながら戦います。
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試合と試合の間には、ファラの英語版声優を務めるJen Cohn氏も登場。短いながらもインタビューを受け、ファンに熱く歓迎されました。
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「Philadelphia Fusion」が1番目/2番目のマップを落としてしまったあと、3番目のマップでは、非常にいい戦いを披露しましたが、「London Spitfire」の巧みな連携とタンクのコントロールに抵抗することができず……。プレイオフに入った時点では5位だった「London Spitfire」が、「オーバーウォッチ リーグ」最初のチャンピオンとなりました。
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ちなみに右のGesture選手、2016年5月から2017年1月まで、日本の『リーグ・オブ・レジェンド』プロリーグ、LJLに「Corn」として出場していました。試合後、日本のファンへのメッセージを求めたところ、「LJLは僕にとって非常にいい経験でした。いい思い出ばかりで、日本を離れるのが悲しかったです。」とのコメントをいただきました!
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以上で、熱く、長かった「オーバーウォッチ リーグ」シーズン1が幕を下ろしました。今までとはスケールが違うほどの期待と資金を背負った「オーバーウォッチ リーグ」ですが、このイベントだけ見てみても、それに値するだけの答えがあったように思えます。
次のシーズンには、チームの数もゲーム内のヒーロー数も増え、トーナメントがさらに熱くなることでしょう。同時に、『オーバーウォッチ』というタイトルそのものの将来に期待できると、筆者は感じました。
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