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Devolver Digitalは、Gamepiresが手がけるゾンビサバイバル『SCUM』が発売24時間で売上25万本を達成したことを発表しました。
同作は、囚人を参加者として用いる架空の殺人リアリティ番組の参加者として、最大64人がひしめく島で、他の受刑者が番組側に変貌させられたゾンビや、他参加者と戦い生き残っていくサバイバルタイトル。
最大の特徴となるのは、栄養バランスや体調管理の詳細なシステムを備えていること。またゲーム内の各種行動も細かい手順を要求させる作りになっているものも多くなっています。一例を挙げると、焚き火で肉を調理するだけでも、木の棒から「串」を作成、串と肉で「串に刺さった肉」を作成、その上で「串に刺さった肉」を点火中の焚き火の近くに持っていって初めて調理が可能となるといった具合です。
同作公式Twitterアカウントでは、この売上の勢いを祝うとともに最高クラスのサバイバルゲームを提供するために今後のアップデートを行っていくとしました。なお、Steamの第三者統計記録サイトSteam Chartsによれば、同作の最大同時接続プレイヤー数は5.6万人とのことです。
あくまでサバイバルタイトルではあるものの、ゲーム内で生き残り時間などで手に入るポイントを消費することで、デスマッチやチームデスマッチなどの対人用特殊モードの開催・参加可能な「イベント」システムなど、詳細な栄養管理以外でもユニークな仕組みを持つ同作。詳細は不明ながら今後のアップデートでは「ミッション」、「サイドクエスト」なども実装されるようで、今までとはまた一風変わったサバイバルタイトルになることが期待できそうです。
『SCUM』は2,050円でSteam早期アクセス実施中です。