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2018年9月20日よりビジネスデーが開幕した「東京ゲームショウ2018」。このイベントの前日には東京・代官山で、インディーゲームの祭典「BitSummit」の名を冠した「BitSummit Roadshow: Tokyo 2018」が行われていました。本記事ではその様子をお伝えします。
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会場はB1F、B2Fの2フロア構成で、いずれにもアルコールありのバーカウンターが用意されていました。1ドリンクフリーで、以降は1杯500円。カクテルも、スポンサー各社をフィーチャーしたものが提供されていました。
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地下1Fではインディーゲームが所狭しと展示されていて、開場後は多くの来場者がゲームプレイや交流を楽しみ、最後まで活気に満ち溢れていました。
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展示されていたタイトルの中でも、グラスホッパー・マニファクチュアの『トラヴィス ストライクス アゲイン: ノーモア☆ヒーローズ』は、今年度の東京ゲームショウには未出展。“BitSummit特別版”といった具合で展示されていました。1ステージが楽しめるものでしたが、ステージ中のボスなどとの会話も「東京ゲームショウは幕張だから実は千葉ゲームショウ」「TGSのブースが取れなかった」など、多分にネタが含まれた物となっていました。
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他に気になったタイトルは、同じくTGS出展のないワン・トゥーテン・ドライブのホラーADV『KOKUHAKU』。PC向けに開発進行中の同作は、可愛らしいぬいぐるみを主人公としながらも、美しく冷たい白黒基調の色彩や、時折画面に走るノイズなど、不安感を煽る演出が巧みな作り。特定条件で登場する敵モンスターは、造形こそ可愛らしいタイプではあるものの、演出と相まってプレイヤーを驚かします。
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他にもコーナーでは多数のゲームが出展。正式リリースを直前に控えたDANGEN Entertainmentの『CrossCode』や、発表されたばかりの『Minoria』もプレイアブルで展示。
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中には『カニノケンカ』など、会場内モニター映像のみで紹介されるタイトルもありました。
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地下2Fはステージとフードコーナー。フードコーナーでは4種類のおかずと、4種類のおにぎりが用意されていました。おにぎりは4種類のインディーゲームをモチーフとした海苔で彩られていて、見た目でも楽しませてくれました。もちろん味も良く、すべての素材が風味に優れた美味しさ。いずれも大量に準備され、おかずは最終的にはなくなってしまいましたが、おにぎりはイベント閉会直前まで来場者の胃袋を掴んでいたようです。
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ステージではプラチナゲームズの稲葉敦志氏と神谷英樹氏が登場。事前公開されていないゲストとして、五十嵐孝司氏も参加しました。更に、ゲーム展示を行っていた須田剛一氏などのトークセッションも開催。大きく会場を盛り上げていました。
事前のゲスト情報などではどうしてもインディーイベントとしての内容に疑問を持ってしまう方もいたかもしれませんが、蓋を開けてみれば「東京ゲームショウ」に出展していないタイトルを中心に、粒も揃ったイベントだった「BitSummit Roadshow: Tokyo 2018」。次回の開催は現時点では不明ですが、インディーゲームファンなら今後の動向にも要注目です。