◆ようこそ悪夢へ─リンとの「まさか!?」な遭遇や「もしかして!?」な衝撃シーンを体験
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そんな試練(?)を文字通り潜り抜け、『キャサリン・フルボディ』の試遊プレイ(PS4版)に挑みます。今回用意されたのは、「ストーリー」と「対戦」の2バージョン。どちらかのみを選択する形だったので、新要素が気になる「ストーリー」を選びました。なお、コンパニオンの方に窺うと、今回の試遊版は、“(ストーリー的な)前作の部分も含みつつ、フルボディの要素も盛り込んだ特別編集Ver.”とのこと。期待が高まります。
「濃厚な悪夢をお楽しみください」とのメッセージに促されてボタンを押すと、いきなり前作にはなかった新規のアニメシーンが展開。何かから逃げるように、リンが路地裏を走っています。そして、曲がり角の向こうには、ヴィンセント。漫画やアニメなどで何度も見たことがあるシチュエーションです。が、しかし・・・
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ぶつかった拍子に倒れてしまうヴィンセント、その顔面にリンが騎乗。「どうやったらそうなるの!?」と思わずツッコんでしまう、まさかの遭遇シーンでした。明言はされていないのであくまで憶測ですが、これが2人の出会いなのかもしれません。これを、ラッキースケベと呼んでいいのかどうか、悩みます。
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そしてオープニングムービー挿入後、今度はヴィンセントがベッドで目覚めるシーンに突入。その隣には、もちろんCキャサリンの姿が。こちらは前作にもあった、ファンお馴染みの“悪夢”ですね。修羅場の幕開けとも言える印象的な場面ですが、『フルボディ』ではグラフィック的により鮮明に描画されているので、いっそう記憶に刻まれそうです。
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続いて、Kキャサリンのアニメシーンも登場。カフェでヴィンセントと向かい合う彼女は、おもむろに「できたかも」とポツリ。はい、ファンならば皆さんご存知の“悪夢”です。もちろん悪夢と言っても、Cキャサリンの件含め、悪夢のような現実。決して夢幻ではありません。
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それぞれの衝撃シーンを描いたムービーを経て、ヴィンセントが「今までと同じじゃ、駄目なんかなぁ」と呟きます。しかし、そんな彼に救いの手はなく、ここからは夢の中で行われるパズルシーンの始まりです。夢と言えども、「浮気男は悪夢に堕ちる。夢の中で命を失うと、現実世界でも死に至る」といった噂が横行しており、決して油断できません。
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夢の中では、パズルが始まる前にインターバルがあり、ヴィンセントと同じような目に遭っている羊人間たちと会話が可能。ゲーム内で稼いだコインを使うことで、クリアを助けてくれるアイテムを購入することもできます。
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そしてこの部分にも、『キャサリン・フルボディ』からの新要素がありました。なんと、ピアノの前にはリンの姿が! リンとは会話も可能で、励ましてもらったから頑張れてると話すヴィンセントに対し、応援しますと微笑むリン。嬉しいやり取りではありますが、このリンはあくまでヴィンセントが作り上げた夢の一部なのでしょうか。それとも・・・。
この出会いは実に気になる点ですが、試遊プレイは時間が限られており、残り時間は7分ほど。パズルにも挑戦したいので、泣く泣く先に進めます。
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アクションパズルパートの操作方法は、方向キーもしくは左スティックでキャラ移動。○ボタンで石を掴み、掴んだまま移動することで(可能な状態であれば)石を動かすことができます。Xボタンで石から手を離し、□ボタンでアイテムを使用します。
この基本操作を駆使して、積み上げられた石を動かして足場を作り、ひたすら登りゴールを目指します。いかにして足場を作るかが、このパートの重要なポイント。時には、右スティックでカメラを動かし、後ろ側の構造を把握する必要もあるので覚えておきましょう。
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また、L1ボタンを押すと「石の動きをひとつ前に戻す」ことが可能。この機能を活用すれば試行錯誤しやすくなるので、パズルが苦手な方もご安心ください。「いや、その程度だと安心できない」という方には、新たな難易度「Safety」がオススメ。「罠が発動しない」「時間制限なし」「ゲームオーバーにならない」と、至れり尽くせりなサポートぶりです。それでもダメなら、「パズルそのものをスキップ」という最終手段も。修羅場な物語だけに集中して楽しみたい方は、この手段も視野に入れておきましょう。
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このほかにも、R1ボタンを押すとオートプレイがスタート。最短ルートを自動で登ってくれるので、こちらもパズルが苦手な方には嬉しい機能です。これらのサポート機能はON/OFFが可能なので、自分のプレイスタイルに合わせて活用してください。
手厚いサポート面以外の操作は概ね『キャサリン』と同様ですが、ブロックにぶら下がった際に移動可能範囲が光って表示されるなど、細かな改良が多数加えられているようです。また、今回の試遊プレイで楽しめた「アレンジ」モードでは、2以上つながった変わった形のブロックが登場。こういった変化がプレイに新たな刺激を与えており、前作をプレイ済みのユーザーも新鮮な気持ちで楽しめることでしょう。
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ブランクがあるため、立ち回りやパズルの解き方に手間取る場面はありましたが、さほど厳しい場面もなく無事ゴールへとたどり着きました。操作感はサクサクで、もたつきなどは一切なし。懐かしいヴィンセントの動きも、昔よりスムーズにも感じられます。また、グラフィック向上の恩恵も一目で分かるほど。全体的に進歩しているのはもちろん、這い上がってくるボスの恐ろしさも上乗せ。追いつかれるのは、心底願い下げです!
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こうしてパズルパートを乗り越えると、再び新規のアニメシーンに。こちらでは今から15年前、まだハイスクール時代のKキャサリンやヴィンセントのとある日常が描かれました。キュートなチアダンス衣装を身に纏うキャサリンは、その美貌も手伝って、多くの学生から声をかけられる始末。しかし本人は、迷惑そうな表情を浮かべるばかりです。
その光景を校舎から眺めていたヴィンセントたちを見つけると、そのふくれっ面は一変。弾むような声で「ランチ持ってきたから」と告げると、ヴィンセントら男性陣は喝采を上げます。
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現在時点では、結婚などを考える時期のため、Kキャサリンはどうしても険のある表情や言葉が多め。前作のプレイでも、その“強さ”に臆してCキャサリンに走ってしまったプレイヤーもいるのでは。しかし本作では、ヴィンセントが憧れるのも当然と言える、可愛らしく魅力的な一面も描かれていました。このKキャサリンを見たら、「浮気はやっぱり・・・」と思い直す方も現れそうです。
どのキャサリンを選ぶのか、さらにまた難しい問題になりそうだ・・・などと筆者が考えていると、更なるアニメパートに移り変わります。リンの部屋らしき場所に訪れたヴィンセント。そこで、バスタオル一枚だけで倒れているリンを見つけます。慌ててヴィンセントが駆け寄ると、気づいたリンが立ち上がり、バスタオルがはだけてしまい・・・
そしてヴィンセントの視線は、ある一点に釘付け! そして口は、あんぐりと開きっぱなし! すでにPVなどでお披露目済みのシーンではありますが、ゲームの中で改めて見ると破壊力は満点。このシーンについて、「もしかして!?」と想像することもできますが、それはあくまで推測に過ぎません。なので、筆者からのコメントは控え、該当シーンを収録したPVを紹介させていただきます。気になる方は、下記PVの2:04辺りからご覧ください。
こうして、衝撃の連続だった『キャサリン・フルボディ』の試遊プレイが終了。正直、まだまだプレイしたい気持ちでいっぱいです。修羅場の途中で放り出されるなんて生殺しだ! いっそトドメを!!
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思い出補正により高まった期待感もなんのその、刺激を超えた“過激”な新要素でプレイヤー(筆者)の心を再び掴み取りました。発売日が、実に待ち遠しいばかりです。ちなみに試遊版は、「悪夢の続きは製品版で」とのメッセージで締めくくられましたが、今日から発売日までの時間こそが、真の悪夢なのでは・・・!?
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