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9月20日から9月23日まで千葉幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2018。幕張メッセのホール9に拡大展開されたインディーゲームコーナーにて、panstasz氏開発のホラーアドベンチャー『恐怖の世界/WORLD OF HORROR』がプレイアブル出展されていました。本記事では、そのプレイレポをお届けします。
筆者がプレイしたのは「学校とハサミに関する恐怖」というシナリオで、行方不明になった友達の謎を調査するという内容。その友人が残してくれた手記を基に“ハサミを持った背の高い女”を止めるため、その実態をこの世に現化させるというオカルト要素満載で好奇心をそそるあらすじです。
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プレイヤーは次々に表示される選択肢を選び、“祝福されたチョーク”と“聖なる蝋燭”の2つを見つけ出す必要があります。しかしながら、その選択には成功率があるため、一番の最適解を選んだとしても失敗する可能性があり緊張感を誘います。また探索を続けていくと戦闘が発生。この時は“肥大化した教師”が襲ってきました。
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戦闘は、攻撃や探索、ユニークアビリティなどをゲージに入力し行動するというもの。何も装備していない状態であれば、相手に与えるダメージは小さいものですが、探索で木の棒などを見つけた場合には装備してダメージを増大させることができます。
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ここでは、なんとか“肥大化した教師”を倒すことが出来ました。次に、忘れられた標本と遭遇。ここは難なく倒せました。“祝福されたチョーク”と“聖なる蝋燭”を発見し、儀式を行ったあとハサミ女と対峙したものの調査が上手くいかなかったためか、最終的に敗北してしまいました。
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グラフィックは、白黒の1bitなアートスタイルで構成されており、色こそ付いていませんが陰陽がトーンやベタで表現されているため比較的表情豊かな印象を受けます。また、伊藤潤二とラヴクラフトへのラブレターと謳われているいるだけあって、“ハサミ女”のデザインは素晴らしくポスターも合わせて恐怖感に満ちていました。
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ブースの担当者に話を聞いたところ、70年代から80年代までの邦画や伊藤潤二の漫画のイラストに影響を受けており、現時点の完成度は90%ほどとのこと。対応プラットフォームはPC/PS4/Nintendo Switchで、発売は2019年の春ごろを予定。日本語だけでなく中国語、イタリア語などにも対応します。