Ahmad氏は、『DOTA 2』のヒットにより始まった中国におけるSteam需要は、中国語ローカライズタイトルの増加、地域価格の導入、地域特有の支払い方法への対応と、中国国内においてプレイ不能となっている各種タイトルへの対応(訳者注:直近では『モンスターハンター:ワールド』など)で成長したとコメント。先日Game*Sparkでも取り上げた、既に60万本を売り上げた『The Scroll of Taiwu』や、『Chinese Parents』といった中国語のみサポートするタイトルの大ヒットも例に上げ、中国のインディーデベロッパーが成功を求め、Steamへと進出しているとしました。
一方、グレート・ファイアウォールによるSteamコミュニティ機能のブロックは続いています。Steamを運営するValveは先日、完美世界(Perfect World)と合同で中国向けSteam「Steam China」を発表していますが、こちらについては未だ続報はありません。
中国では依然として国内へのオンラインゲーム配信規制が実施されている状況となっており、この状態が続くのであれば、今後更に、Valveの規約上では禁止されている各種VPNを通じてでもSteamに活路を求める中国ユーザーと中国ゲームメーカーの数は増えていくのかも知れません。
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