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HanbitSoftは、アクションRPGシューター『HELLGATE: London』のSteamストアページを公開、配信日が2018年11月15日になることを発表しました。
同作は、2003年に、かつて『Diablo』を手がけたBill Roper氏らが設立したFlagship Studiosにより開発が開始された、ハクスラタイプのアクションRPGとFPSを組み合わせた作品。2038年、悪魔たちに侵略され、地下鉄に僅かな生存圏を築くばかりの人類と悪魔たちの争いを、人類の戦士の視点から体験する物語が展開します。
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そんな同作は、優れたコンセプトアートデザインだけでなく、完全3Dでありながらランダム生成マップを搭載するなど、当時としては非常に画期的な要素も含み、大きな注目を集めていました。その後、同作は複数回の延期を経て2007年末に発売となったものの、ローンチのバグや、その他の要因によりユーザー間では大きな議論が交わされる状態であり、2008年7月にはFlagship Studiosは閉鎖。2009年初頭に一旦はサービスに幕を下ろすことになりました。なお、1年ほどで終了と、短期間でサービス終了となった初期バージョンですが、149.99ドルの「ライフタイム課金」が存在していたことについても言及しておきます。(月額は9.95ドル)
その後、Hanbit Softが権利を取得、T3 Entertainmentの元に新バージョンの開発が継続、様々な変更を加え、韓国にて純オンラインゲームとしてリローンチ。こちらは2010年に日本でも『HELLGATE』として再度サービス開始しましたが、元々のゲームのデータ構造が複雑で保守不可能となったことなどを理由に2013年には再びサービスを終了しています。なお、こちらのバージョンでは東京を舞台にした「HELLGATE TOKYO」も実装されました。
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今回のSteam版はシングルプレイヤーゲームとして調整された、「HELLGATE TOKYO」アップデート導入後準拠のゲームプレイが体験可能なものとのこと。小規模なものも含めマルチプレイヤーに対応していないだけでなく、既に相当な年月が経過しているタイトルである上に、当時のサービスに存在していた日本語は実装されていないものの、懐かしさに浸りたいユーザーや、ある程度十分に完成したハクスラタイトルを求めるユーザーなどはチェックしてみてはいかがでしょうか。
『HELLGATE: London』Steam版は2018年11月15日に配信予定です。