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2019年1月25日に発売された『バイオハザード RE:2』は、1998年に初代プレステで大人気だった『バイオハザード2』のリメイクということで、懐かしみながら遊ぶ人も多いかもしれません。実際、本作にはたくさん原作を意識させる要素が入っていますよ。
今回はそんな懐かしい要素をピックアップしてご紹介。原作ファンならばわかる素晴らしいシーンや要素を見つけると、思わずニヤリとしてしまいますよね。
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◆「ゲッダウン!」がちゃんとある
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「クレアがゾンビに追われている時、ドアの向こうから銃を構えたレオンが現れる」というのがふたりの主人公の出会いのシーンです。原作にもあったこのシーン、きちんと再現されていますよ。
銃を持っているレオンにひるむクレアですが、レオンのほうはすぐに状況を察知して「Get Down!」と叫びます。そしてゾンビをヘッドショット! このカッコいい流れは何度見てもいいものですね。
◆マップを見まくる感じのゲームプレイ
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最近のゲームは特に親切で、どこへ行けばいいのか表示されまくりで迷うことは少ないです。一方、『バイオハザード RE:2』は警察署を探索して進むべき道を探すのが醍醐味のひとつ。マップをジロジロ見て、「あっちに鍵があるかな?」などと考えながら進む懐かしい感じになっています。
ラクーンシティの警察署はもともと美術館だったそうで、妙に複雑な仕掛けがいろいろあるのも大きな特徴。この感じ、まさにかつての『バイオハザード』です。
◆警察署の鍵がやたらと複雑
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ラクーン警察署の中でもなかなか意味がわからないのが、鍵です。警察署には何種類かの鍵が存在しており、ハードやスペードといったトランプの記号がモチーフになっています。まあ、セキュリティは大事なので鍵がいろいろあるのは普通のことでしょう。
しかし鍵はいくつかの扉で使いまわすことができ、その場所が離れていたり、使える場所の一貫性がなかったりとかなり謎めいています。とはいえ、そういうゲームっぽい感じがまた『バイオハザード2』の遺伝子のひとつと言えるのです。
◆クランクが役に立つ
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『バイオハザード』シリーズで最も有名なアイテムと言えば? サムライエッジ、ハーブ、ロケットランチャー……。確かにそれらも正解です。しかし、やはりクランクも知名度があるのではないでしょうか。
『バイオハザード2』でも大活躍したクランクは、リメイクでも続投しています。もっとも出番はかなり少なくなっていますが、それでも見つけると「おっ」と思いますよね。
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