本記事には『バイオハザード RE:2』に関する各種ネタバレが含まれます。
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『バイオハザード RE:2』には原作をオマージュした要素がたっぷり詰め込まれています。前編ではクランクやマジックミラー、そして銃のカスタム要素などを取り上げましたが、懐かしい要素はまだまだたくさんあるのです!
後編では「研究施設の例の角度」や、最後の最後に出てくるあのアイテム、さらにはなぜか記憶にこびりつくカットシーンの一部をご紹介します。改めて要素を取り上げてみると、ホントによくできたリメイクだとわかりますね。
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◆やけに印象に残るゴキブリが出てくる
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『バイオハザード2』では妙にでかいゴキブリが出てきます。一応、ラージローチというウイルスで変異したクリーチャーなのですが、害はほとんどありませんでした(不快ではありますが)。
もちろんリメイク版にもこのでかいゴキブリは出てきます。思わずウワッとなりますが、相変わらず害はありません。
◆無意味な存在感を放つジョイントプラグがある
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終盤で手に入るキーアイテム「ジョイントプラグ」。これ、とてつもなく不自然じゃありませんか? 謎解きも何もなくただ落ちており、近くで使うだけなのも原作から変わらず……。存在する理由がわからないという人がいてもおかしくありません。
実はこれ、ジョイントプラグをもたせることで強制的にアイテム欄に2つの空きを作るのが目的。だからジョイントプラグを使ったあとにあの武器やその武器が問題なく持てるというわけ。原作から変わらぬ気遣いだったのです。
◆ドアを閉めながら「Gウイルスは渡さない!」と言うアネット・バーキン
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ムービーのクオリティも全体的に上がっているわけですが、やはり「ゲッダウン!」を含めいろいろと原作っぽさが散りばめられているわけです。その中でも原作ファンだと印象深いのが「Gウイルスは渡さない!」と言うアネット・バーキンではないでしょうか。
ドアが閉まる中、立ちすくんで決意を新たにする彼女。運よく銃弾は扉で防がれて逃げおおせるという流れなのですが、ヘタしたらここであたって死んでましたよね。
◆ガンショップの主人が出てくる
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原作では序盤に出てきたガンショップの主人。リメイク版では出てこない……と思いきや、中盤あたりに登場するうえにけっこう味わいのあるキャラクターになっています。
さらに後日配信の無料DLCでは、彼がもし生きていたら……、というストーリーが展開されるというものすごい出世を遂げています。まさか21年の時を越え、ガンショップの主人がプレイアブルになるとは……。
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