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先日のリリース以来、大きな注目を集めているEAのバトルロイヤルシューター『Apex Legends』ですが、同作の人気が全く関係のない他作品の売上に影響を及ぼすというユニークな事態が海外メディアより報じられました。
海外メディアPCGamesNによれば、スウェーデンを拠点とするゲームデベロッパー、Fast Travel GamesのマーケティングマネージャーであるAndreas Juliusson氏が、「面白いストーリー」としてRedditにある話題をシェア。その内容は、同社が2018年3月にリリースしたVRゲーム『Apex Construct』のSteamストアページへのアクセスが『Apex Legends』ローンチ以来4,000%以上に増加しているというものです。さらに過去7日間の中国における売上が2018年の全セールスを上回ったことも報告されました。
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これについて同メディアは、両作の名称(Apex)やロゴが類似していること(『Apex Construct』は2018年3月リリースの先発作品であるため恐らく偶然)を指摘しており、これが中国プレイヤーを中心に勘違いを発生させたとの見方を示しています。なお、『Apex Legends』は記事執筆現在ではまだ中国向けに展開されておらず、同メディアはEAとテンセントが同作の中国展開に向けて交渉している旨を報道しています。
これを受けたAndreas Juliusson氏は、今回の事態で購入された『Apex Construct』の多くは払い戻しになるだろうとしながらも、今回のケースはFast Travel Gamesのような小規模スタジオには稀な事態であるため情報をシェアしたとしており、「面白いストーリー」という投稿タイトルからも窺える通りこの勘違いをユニークな話題として捉えている模様。
ただし、同作をいわゆる「パクリゲーム」と勘違いした一部のプレイヤーからはマイナス評価のレビューが相次いでおり、これに関しては「大規模な誤解」を解くために調査中であるとのこと。ちなみに、『Apex Legends』はOriginの基本無料タイトルであるのに対し、『Apex Construct』はSteamを中心に展開している有料VRタイトル。発売形態からランチャーまで全く異なる作品であるため、少なくとも記事執筆時点では『Apex Legends』がSteamで展開されているのはあまり現実的ではないと言って差し支えないでしょう。
そんな『Apex Construct』ですが、Windowsにて3,090円で発売中。無料体験版も存在するため、偶然にも話題作の影響をモロに受けた同作の内容を確かめてみたい、という方は一度ストアページを確認してみては如何でしょうか。