『サイバーパンク2077』の複数プロジェクトが進行中であるという情報は、ポーランド経済誌の記事をソースとして、PCGamesNや、wcctechなどを始め、複数の海外メディアにて報じられました。内容としては、本編開発のほかに、マルチプレイヤーモードの開発プロジェクト、『サイバーパンク』ユニバースのAAAタイトルを開発するプロジェクトの3つがあるというものです。
編集部でも各メディアの情報を統合した上で記事化しましたが、日本時間の3日午前にPolygonなどいくつかの海外メディアで一部情報を否定する記事が掲載。編集部でも事実確認のため、本間氏に直接コメントを求めました。
回答は以下の通りです。
こちらの記事
で弊社共同CEOのAdam Kicinskiが述べている内容は、以下の通りとなります。
CD PROJEKT REDには現在5つのチームがあり、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。うち3つのチームは『サイバーパンク2077』の開発に注力しています。その3つとは、CD PROJEKT REDのワルシャワスタジオとクラコフスタジオ(ともにゲーム本編の開発)、ならびにヴロツワフスタジオ(約40名のスペシャリストが研究開発に従事)となります。さらにワルシャワスタジオにはグウェントの開発を行っている個別のチームがあり、最後にCD PROJEKTグループのSpokkoが未発表のモバイル向けプロジェクトに従事しています。
『サイバーパンク2077』について2つのスタジオを用いてゲーム本編の完成に取り組んでおり、別のスタジオでは同作に関する技術的な研究開発を行っているとしました。また、『グウェント ウィッチャーカードゲーム』及び、未発表の新規モバイルタイトルについては既報の通り開発プロジェクトが存在するということです。
マルチプレイヤーについてはGame*SparkによるE3インタビューでも触れられた通り「研究開発中」であるとした一方、既に次回作の開発プロジェクトもあるのかという質問にはAdam Kicinski氏が言及しているものではないので「ノーコメント」と回答は得られませんでした。
現時点では、「『サイバーパンク2077』を最高の一人プレイ用RPGとして完成させることに全力を尽くしている」ということで、その完成を待つ一方、同社の新規モバイルタイトルがどのようなタイトルになるのかにも注目です。
『サイバーパンク2077』はPS4/Xbox One/PCを対象に2020年4月16日発売予定です。
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