老舗宇宙MMO『EVE Online』を手掛けるCCP Gamesは、ロンドンの技術系ベンチャーHadeanと協働し、超大人数技術デモ『EVE Aether Wars』のフェーズ2を実施すると発表しました。
『EVE Online』クリエイティブディレクターのBergur Finnbogason氏によれば、同作のこれからの10年を見据えて「サーバー負荷限界の押し上げ」「戦闘参加プレイヤー数の増大」を目標とした研究開発を行っており、技術系ベンチャーHadeanと協働することになったとのこと。
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『EVE Aether Wars』は、Hadean製のシミュレーションエンジン「Aether Engine」で動作しており、クラウド上でのビルド、デプロイ、スケールを可能にして開発コストを抑えるほか、大規模な同時接続を実現します。今年3月のGDC 2019にて実施されたフェーズ1では、一戦あたりの最大同時接続人数3,852人を記録しました。
8月19日午前2時(日本時間)開始予定の『EVE Aether Wars』フェーズ2では、よりリッチでディープなゲームプレイ体験を提供するだけでなく、一戦あたりの同時接続人数10,000人を目指しているとのこと。
『EVE Aether Wars』フェーズ2は、Hadeanの公式サイトから無料で登録可能です。