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先日には最新作『メトロ エクソダス』のDLC「二人の大佐」が配信開始となったサバイバルシューターシリーズ『メトロ』ですが、同シリーズの原作であるDmitry Glukhovsky氏の小説「Metro 2033」の映画化が決定したと海外メディアVarietyが報じました。
監督やキャストはまだ発表されていないものの、Gazprom Mediaが独占的に映画化権を保有しており、2020年より撮影が開始、2022年1月1日にロシアでプレミアとなるそうです。プロデューサーのValery Fedorovich氏および原作者Dmitry Glukhovsky氏は次のように語っています。
「ロシア人作家によるこの小説は世界的に知られており、世界中のSFファンやゲーマーに浸透しています。私達とGazprom Media Holdingにとって夢のプロジェクトであり、これまで公開した中でも最も野心的で規模の大きな映画です。製作とプロモーションにはロシア内外で前例のない大規模な投資を行うつもりです」- Valery Fedorovich氏
「Metro 2033は私の最初の小説です。これは私の人生において非常に特別な役割を果たした作品で、多数の映画化のオファーを受けましたが、10年以上それらを断り続けてきました。ロシアではこの小説を上手く映画化できるプロデューサーは見つからず、不可能だと思っていました。しかしやっと任せられるチームに出会ったのです。世界クラスの大ヒット作を作り、三部作を読んだことがある人やそれを暗記しているような人たちさえも魅了するという共通の目標も持っており、彼らを失望させないためにも私はクリエイティブ・プロデューサーとして、助言や実際の行動で映画制作を手助けするつもりです」- Dmitry Glukhovsky氏
過去に一度ハリウッドでの映画化がキャンセルされた「Metro 2033」だけに、ファンは今回の決定を喜んでいるのではないでしょうか。