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Valveは、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」のストア検索機能の強化を試験的に開始しました。
このアップデートは、先日より行われている各種機能実験「Steamラボ」の一環となるもの。新たな検索機能では、ページが廃止され無限スクロールに対応し、「スルー中のアイテムを非表示」「ライブラリ内のアイテムを非表示」「ウィッシュリスト内のアイテムを非表示」といった各種無視設定も可能になります。
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またセール中のゲームのみを検索するオプションや、無段階でゲームの価格を指定するスライダーも実装されるほか、各種タグフィルタの順番の自動ソートや、選択中タグフィルタの重み付けの強化などが図られています。同機能は、一度Steamラボページから有効化することで利用可能となります。
また、以前よりテスト中であった「ミニ予告編」機能も強化され、専用ページ上では全てのゲームに対し自動で生成、公開されるように。こちらもタグでフィルタリングが可能です。なお、本機能および「オートマチックショー」は、Dejobaan GamesのIchiro Lambe氏が作成したTwitter Botがその前身になっていると明らかにされました。
更に新たな実験として、『Defender's Quest』などで知られるLevel Up Labsが実験的に提唱した「Deep Dive」が近日提供されることが告知されました。これは現在の「類似品」表示の巡回をよりインタラクティブかつスムーズに行えるもので、ユーザーが興味を持っているゲームに類似した作品を探索できます。プロトタイプ版も公開中です。
様々な機能の拡張だけでなく、インディーゲーム開発者の提唱などにも対応を見せる「Steamラボ」。今後のSteamの発展の礎となるのでしょうか。