これは機械学習による、マイク入力のノイズキャンセル技術「Krisp」によるもの。同ソフトは単体でも提供されていますが、今回のベータでは追加のインストールなどなしに「Discord」にて「Krisp」が利用可能となります。
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「Discord」での「Krisp」ベータの仕様は簡単。PC向けデスクトップアプリ版の「Discord」を最新版に更新し、ボイスチャット中、「Go Live」ボタンの隣に増えたボタンを押してベータ機能の使用を設定するだけです。初期ベータということもあり効果は保証されるものではありませんが、バックグラウンドの環境音を発してしまうことを気にしていたユーザーには朗報ではないでしょうか。
なお、機能の実装を知らせる公式ブログでは、「Discord」の毎日の音声機能使用者はスペインとフランスにおいて2020年始めより2倍を記録し、イタリアではなんと3倍になったと報告しています。