先日より続く、アプリストア手数料をめぐるEpic GamesとAppleの争い。今度は、オーストラリアでもその戦端が開かれることになりました。
Sydney Morning Herald紙が報じるところによれば、Epic GamesはAppleへの訴訟をオーストラリアでも行ったとのこと。主張や焦点は基本的には米国で展開する訴訟と変わらないものの、iPhoneにおける競争の阻止が「オーストラリアの消費者法に違反している」とした主張も新たに行われています。
Epic GamesのCEOのティム・スウィーニー氏は同誌の取材に対し、「Appleの主張に従うなら彼らは90%の手数料を取ることだってできる」と対決姿勢は崩さないまま、今回のオーストラリアでの訴訟が「同地域においてはAppleの行いが明確に法律違反である」ためであるとしました。
2021年の米国での裁判の展開を控え、さらなる展開を見せる一連の騒動。果たしてどのように推移していくことになるのでしょうか。