オープンソースのPCゲーム画質調整ツール「ReShade」に、エフェクトキャッシュ機能などを追加したバージョン4.9.0が公開されました。
PCゲームでは、グラフィックをより美麗にするために画質調整などを行う外部ツールが使われることがあります。その代表的なもののひとつが「ReShade」。様々なユーザーが作成している新たなシェーダーをゲームに適応し、シャープや色味の調整、アンチエイリアシングだけでなく、疑似レイトレーシングを実現することもできます。
今回のバージョンアップではエフェクトキャッシュ機能が追加。以前のバージョンでは毎回起動の度にエフェクトをコンパイルしていたため、起動やウィンドウ切替からの復帰時にゲームが一旦停止した状態のまま、大きな時間を待たされていましたが、今回のバージョンでは初回以降は切り替えのラグ無しで美麗に調整した画像を楽しめるようになりました。他にも『マインクラフト』で正常に深度データの検出ができるようになるなど、いくつもの改善や修正が行われています。
「ReShade」は公式サイトよりダウンロード可能です。