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1997年にNINTENDO64向けに発売され多くのFPSファンを生み出した名作『ゴールデンアイ 007』。2008年にはXbox 360(XBLA)向けにリマスター版の開発されていたものの、権利関係の問題によりお蔵入りとなってしまいました。
ところが先日、そのリマスター版とされるゲームプレイ映像が個人の手によってYouTubeにアップロードされ、シングルプレイヤーとマルチプレイヤーどちらもほぼ完全にプレイ可能であったことが明らかとなりました(プレイ映像自体は過去にも登場したが一部のシーンだけだった)。
映像の公開から数日後、オンライン上にエミュレーターでプレイできるゲームデータが流出したことで、さらに話題が加速。海外の大手ゲーム情報サイトでも報じられ、遂には007のホームでもある英国のBBC Newsでも取り上げられました。
Scrapped GoldenEye 007 game 'remaster' leaks online https://t.co/hTbBMh8fBd
— BBC News Technology (@BBCTech) February 5, 2021
BBCの記事では1997年のオリジナル版開発に携わったゲームデザイナーDavid Doak氏のコメントが掲載。同氏は「オリジナルのゲームが未だに愛されており、発売から25年近く経った今でも多くの人々に喜びを与えているのを見ると心が温まります。今回のリマスターのリークに対する騒ぎは『ゴールデンアイ 007』の影響力と永続的な遺産の大きさを物語っています」と語っています。
If you want an older Dr Doak in your 'naughty Goldeneye XBLA remaster' you can print this out and stick it on your screen. pic.twitter.com/ig0MKPYEXV
— David Doak (@drdoak) February 5, 2021
ちなみにDavid Doak氏はオリジナル版に「ドーク博士」として登場していました。ただ、リマスター版ではモデルが差し替えられていたため、Doak氏は「昔のドーク博士が必要な場合はこれを印刷して画面に貼り付けて!」とお茶目なツイートをしています。