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デベロッパーTaleWorlds Entertainmentは、現在早期アクセスを展開している中世RPG『Mount & Blade II: Bannerlord』の開発アップデート映像を公開し、最近の変更や今後の変更について報告しました。マルチプレイヤーの決闘モードから新しい戦闘時の地形選択システム、サンドボックスモードまで様々な要素が明らかとなっています。
マルチプレイヤーディエルモード
- 現在、社内テストの最終段階にある新モードで、他のプレイヤーと一騎打ちでの決闘を行うことができる。
- デュエルサーバーに参加すると利用可能なクラスを自由に選択して、中立のハブエリアにスポーン。ハブエリアではマップを歩き回り、そこから決闘の開始、クラスの変更、他プレイヤーの決闘の観戦などが行なえる。
- マップはすべてのクラスタイプでの決闘をサポートするためのアリーナで構成されており、邪魔されることのない専用のスペースが提供される。
- 対戦相手を見て「F」キーを押すだけで決闘を申し込むことができ、双方が同意すれば適切なアリーナにテレポートする。
- 決闘は3本先取の複数ラウンドで行われ、勝者は対戦相手のスコアの一部を獲得。価値の高いターゲットほど大きな報酬がもたらされる。それらはスコアボードで確認可能。
バトルテラインシステム
- まだ作業中で変更の可能性もある新システム。
- ワールドマップの部隊の位置によって戦場を選択する新しいアプローチ。
- 現在は戦闘突入時にワールドマップでの現在地の地形タイプをチェックし、関連するマップがランダムに選ばれているが、新システムではワールドマップがエリアに分割され、各エリアがそれぞれ特定の戦場に関連付けられている。
- また、新システムはエリア内の部隊の位置と方向も考慮し、各陣営が戦闘でスポーする位置を決定する。
- このアップデートは戦闘を計画する際に地形を考慮できる、より没入型で戦略的な体験の提供を目的としている。
新しい市街と城郭
- 次のアップデートでベータ版に4つの市街と2つの城が登場する。
略奪
- e1.5.8ベータアップデートで利用可能になった攻城成功者の新しいオプション。
- 征服者は入植地を占領すると略奪したり荒廃させることができる。
- 入植地とその住民への損害と引き換えに金と士気を早く高めることができる。
新しいバタニア兜
- 1.5.8ベータでバタニアに9つの新しいケルト風兜が追加された。
バトルミッションの更新
- 次のベータパッチではデスカメラが改良され、領主やコンパニオン、将軍など重要度の高いキャラクターを最初に循環するよう変更。
- 1.5.8ベータでキルログを変更。ヒーロー以外のキャラクターの名前を非表示にするオプションが追加された。
サンドボックスモード
- クラシックなサンドボックスモードが登場。
- 白紙の状態でゲームに飛び込み、メインストーリーに沿わずカルラディアで独自の冒険が可能。
- サンドボックスでのキャラクター作成も可能。新たに体重と筋量のスライダーが導入され、さらにカスタマイズできるようになった。
DLSS
- 1.5.7 hotfixにてNVIDIAの「Deep Learning Super Sampling」が利用可能になった。
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濃密な冒険が体験できる『Mount & Blade II: Bannerlord』は5,480円/49.99ドルでSteam/Epic Gamesストア/GOG.comにて配信中。今後のさらなる進化が楽しみですね。