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CD PROJEKTは、日本時間3月31日に配信した今後の同社の方針を発表する「CD PROJEKT Group: Strategy Update」の中で、オープンワールドアクションアドベンチャー『サイバーパンク2077』のマルチプレイに関する方針を変更することを発表しました。
現時点では詳細は不明ですが、より素早い開発アプローチに移行するための動きの一環として、同社の開発する全てのゲームに意味ある部分でオンライン要素を導入することに焦点を移しているとのことです。
CD PROJEKTの共同CEOであるAdam Kiciński氏は、「以前、『サイバーパンク2077』がマルチプレイのAAAタイトルになると示唆していましたが、この計画を再考することにしました。1つの大きなオンラインの体験やゲームに集中するのではなく、いつか我々の全てのフランチャイズにオンラインを導入することに焦点を当てています。将来のゲーム開発にシームレスに統合できるオンライン技術を開発中です」と述べています。
また、「CD PROJEKT REDはシングルプレイでストーリー重視のAAAタイトルを作ります。これは変わりません。やりすぎてシングルプレイのDNAを失うことはなく、強固なオンライン機能を構築するために、慎重なステップを踏みたいと考えています」と発言しており、この新しいアプローチはCD PROJEKTがこれまでのゲームスタイルから離れていくことを意味するものではないことを強調しています。