海外掲示板Redditのユーザーが、『グランド・セフト・オートV(Grand Theft Auto V)』の必要最低限の殺害数を検証した結果を投稿しました。
RedditユーザーTK-576氏は、極力不必要な殺害を抑えてゲームを進行した場合、殺害数はどれほどになるのかを約6ヶ月を費やし検証しました。この検証のルールは以下の通り。
■戦うかわりに逃げることでミッションがクリアできる場合はそれを選択する
■無限に敵が出現するミッションの場合は最速で止める方法を選択する
■民間人を誤って轢いたり撃ったりしない
■サブミッションはプレイしない
しかし、最後のミッションだけはルールを破ったとのこと。非暴力的なエンディングすることも可能でしたが、『GTAオンライン』では1人を殺害するエンディングが正史とされているためそのエンディングを選択したとのことです。
検証の結果は、主人公3人のうちマイケルが172人、フランクリンが295人、トレバーが258人、最後のミッションで1人を殺害し、合計726人の殺害が必要という結果になりました。しかし、これは犯罪をテーマにしたゲームとしてはあまり多くないといいます。
TK-576氏の他の作品の検証を見てみると、同じRockstarが発売する『マックス・ペイン 3』はオープンワールド型の作品ではありませんが、1,216人もの敵を殺害。『Half-Life 2』は751人、『Mass Effect』シリーズ3部作は合計1,781人を殺害しているとのことで、比較すると『グランド・セフト・オートV』があまり殺害数が多くないことがわかります。
あくまで必要最低限の殺害数であるため、通常のプレイではもっと多い殺害数になってしまいそうですが、同作は『マックス・ペイン3』や『Mass Effect』などと比べても、より平和的に(?)ゲームをクリアできるようです。