日本時間4月22日午前7時から放送された「Oculus Gaming Showcase」にて、先日発表されたOculus Quest 2向け『バイオハザード4』の詳細を公開しました。
本作は、2005年にニンテンドーゲームキューブ向けに発売された『バイオハザード4』のVRバージョン。原作は三人称視点でしたが、今回のVR版では一人称視点に。ゲームの内容自体は原作と変わらないとのことですが、さまざまな新機能の追加やリマスタリングが施されています。
両手のOculus Touchコントローラーで直感的にプレイ!
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Oculus Quest 2に付属するコントローラー「Oculus Touch」はモーションセンサーを備えているため、直感的な操作が可能。引き出しやドアを開いたり、アイテムや弾薬を手に取ってゲットできます。
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武器も実際に構えるようにして射撃します。なんと両手に違う武器を持つことも可能になりました。ショットガンやライフルといった両手持ち武器はスムーズに扱えるような工夫がなされているとのこと。リロードも実際に自分の手で行わなければならないので、より手間がかかりパニックになること必至です。
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メニュー画面は原作の通り……と思いきや、インベントリのアイテムを直接手に取って操作できるようになっているようです。
酔いづらいオプションも選択可能!移動方式も自由に変更
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アナログスティックでの移動のほか、移動地点を指定するテレポート方式や、現実で部屋を実際に歩いて移動するルームスケール方式でのプレイ、座った状態でのプレイにも対応しているため自分の環境や体質に合ったスタイルでプレイできます。
テクスチャーがリマスタリング!4,500以上のテクスチャーが改善
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本作のアートワークにはリマスタリングが施されており、4,500以上のテクスチャーがリペイントまたは高解像度化といった改善がなされているとのことです。
後ろから声が……!3D音響で敵の位置を察知
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原作のオーディオデータを活用し3D音響として再現されています。フィールドに点在するカラスの鳴き声や建物のきしみ、敵キャラクターの位置を察知して把握できます。
そのほかにも、一人称視点およびVR向け作品となったことに伴い、敵キャラクターの動作や攻撃の調整や、60FPS版で発生していたバグの修正などさまざまな改善が施されているようで、また原作とはひと味もふた味も違うゲームプレイが楽しめそうです。
Oculus Quest 2向け『バイオハザード4』は2021年内に発売を予定しています。