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「読者参加型Valheim生活」は、PC向けオープンワールドサバイバル『Valheim』をGame*Spark公式ディスコードサーバーに参加する読者と一緒にプレイする人気企画です。
最初は、少人数のメンバーと小さな村を作って遊んでいたのですが、今では多数の読者が参加してくれて、どこに誰の建物があるのか把握できなくなくなりました。
今回もまだまだ盛り上がりを見せているゲムスパサーバーの日常をお届けします。
第10話:「ボス討伐RTA企画が勝手に始動」「怪盗、良心の呵責に苛まれる」「『TES』にありそうな都市を発見」
第11話:「おぼろげな"46”を敬う神社が建立中」「デスキートの無力化方法が偶然発見」「斬新技術『ドアの可動床』」
第12話:「蛇に舐めプしてクッコロになる」「『埼玉』という新都市を発見」「成金趣味の地下シェルターを偶然見つける」
第13話:「トロル、なぜかアプデで毛が増減」「朧げな46神社、意外と神社っぽくなる」「ロングハウス風ヴァイキング城がカッコイイ」
第14話:「刑務所脱出ゲームの企画が始動」「より長い橋を建設するための研究が開始」「数学がゲームに役立つことを今更知る」
刑務所脱出ゲームのロールプレイが楽しい
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先週から刑務所を作ってそこで脱出ゲームをする企画を始動しました。そして先日、ついに刑務所の基礎的な部分が完成したので、参加者を集めて試験的に脱出ゲームを開催することにしたのです。
この脱出ゲームのアーリーアクセスに参加してくれた住人は5名。5名のうち4名は囚人として監獄に入ってもらい、残りの1名と筆者は看守側として囚人たちを監視していくことになります。
まずは囚人たちの装備品・持ち物を全て没収し倉庫に保管しておきます。
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実はこの時、脱出ゲームのルールやゲームの流れは全く決まっておらず、全体的にふんわりふわふわしていました。
筆者は看守となって囚人たちを牢屋にぶち込んで厳しく監視したかったし、囚人たちはとっとと牢屋にぶち込まれたいようでした。全員、「とりあえずロールプレイをしたい!」という気持ちが暴走していたのです。
ゲームを始める前に、囚人はそれぞれの牢屋にあるベッドをリスボーンポイントに設定しなければならないのですが、監獄に屋根がないため設定出来ないことがわかり、急遽屋根を取り付ける作業を行うことになりました。
もう初っ端からグダグダです。
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その後は、刑務所の食堂に移動し、囚人たちに食事を配膳してあげました。メニューははちみつのみ。
囚人たちが綺麗に整列している様子をみると、まるで映画のワンシーンみたいでカッコイイですね……ここで囚人同士が喧嘩をしてくれたら100点満点です。
もう気づいている読者もいると思いますが、参加者たちは脱出ゲームのことなんてどうでもよくて、ただただロールプレイを楽しんでいるようでした。
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食事の後は、就寝タイムということで再び囚人たちを監獄にぶち込んで、筆者は刑務所長の部屋でゆったりとくつろいでいました。
しかし、守護石を攻撃しているエフェクトが遠くから見えたので駆けつけると……
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フューリングの集団が出現していました。あっ、そこだけ湧き潰ししてなかったのね……。
最初から脱出ゲームの体を成していなかったのですが、ここまでグダグダになるとは思いませんでした。それでも筆者や参加者達は、あたふたしつつもフューリングに応戦し、なんとか撃退することに成功します。しかし、戦いが終わった後、囚人のひとりが犠牲になっていたことを知ります。
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フューリングの襲来によって軽犯罪用の監獄が壊れたので、仕方なく死刑囚用の強固な監獄を使うことに。適当な理由をつけて囚人を全員死刑囚にしました。
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このように始終グダグダな展開が続いた刑務所脱出ゲームのアーリーアクセス。ロールプレイが想像以上に楽しいことがわかったと同時に、色々と反省点が見つかったので、それを踏まえて建築物を改修したり、ゲームのルールを明確化させたりすることにします。
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あえて脱出の経路を用意してあげた牢屋ですが、棍棒さえあれば石材はすぐに壊せて脱出可能であることが判明したので、脱出できないように厳重に作り変えることにしました。
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さらに牢屋の面積を広くしたり、各部屋にチェストを置いて脱獄のためのアイテム保管庫として使えるようにしたりと、牢屋内の自由度を高めています。
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また、昼と夜で囚人側の行動パートを分けたほうがいいという話も出ました。昼間は、脱獄ルートを見つけるための自由行動パート、夜は脱獄パートにすればメリハリもつくのではないかと……ただ、それらの工夫によってゲームが良い方向に動いてくれるかは今度のアーリーアクセスで試さないとわかりません。
今後もブラッシュアップを続けていこうと思っています。
今週のゲムスパサーバーの発展っぷり
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旧ゲムスパ村に戻ってみると、マツの木を利用して建てた監視台がある場所にいつの間にかフライングヒューマノイドみたいな物体が浮いていました……って監視台なくなってる!?あれは残骸か!
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まぁ元々が見栄えの悪い建物だったので、別にいいですけどね。
ここは夜中になるとフューリングが大量発生する危険地帯なので、もしかすると犯人は人間ではないのかもしれません。
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このように旧ゲムスパ村は老朽化が進んでおり、もはやここそのものが廃墟探索が楽しめるアクティビティと化しています。
例えば、この……文字通り“半壊”した建物なんて風情があっていいですね~。
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日に日に変化が置きているのは旧ゲムスパ村だけではありません。プレイヤーが最初に降り立つスタート地点周辺のエリアの風景も変わりつつあります。
特に注目したいのが、ゲムスパサーバーを訪れる旅人のために用意されたサービスエリア。ここには、世界各地の観光名所に行けるポータルが設置されているだけではなく、作業台や鍛冶場などが完備されており、まるでラスボス戦前の本拠地並みに機能が充実しています。
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屋内もセンス抜群に作り込まれているので、もしこれからゲムスパサーバーに参加する読者は、まずはここに訪れてみてはいかがでしょうか。
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また、ここの近隣には、用途不明の謎のオブジェクトが置かれています。
たぶん大きな駅とかに置かれている前衛的なやつだと思います。しらんけど。
「読者参加型Valheim生活」まだまだ参加者募集中
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あなたもゲムスパサーバーに参加してしませんか?
まずは、Game*Spark公式ディスコードサーバーに参加して、ゲムスパサーバーの住人達がどのようなプレイスタイルでゲームを楽しんでいるのか覗いてみてはいかがでしょうか。それからゲムスパサーバーに参加するのもアリだと思いますよ。チーターや荒らしでなければ誰でも歓迎です。
ゲムスパサーバーの参加方法
Game*Spark公式ディスコードサーバーに参加する。
「Valheim参加申請」部屋でSteam IDとプロフィールのURLを提示する(プロフィールは公開状態にしてください)。
Steam ID「ridorido」からフレンド申請が届くので承認する。
フレンド成立後、ridoridoからパスワードを添付したメッセージが届く。
『Valheim』を起動し、サーバー名「Gamespark」を検索、もしくは「IP:103.97.52.153:29000」経由で入室し、パスワードを入力する。
現在企画中の刑務所脱出ゲームがゲームとして成り立つのか、まだまだ不安な点が散見されますが、参加者と一緒にゲームそのものを作っていくのは中々面白い体験でした。
また、今回は前回ほど新規参加者がいませんでしたが、スタート地点周辺の風景が変わるくらいの変化が起きたので、今後の発展に期待したいところですね。