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マイクロソフトより2013年にリリースされた対戦格闘ゲームリブート『Killer Instinct』。本作の登場キャラクターであるスケルトン戦士「Spinal」のテーマ曲に、人間の骨を利用した楽器が使用されていることを作曲家のミック・ゴードン氏が明らかにしました。
同氏は『Destroy All Humans! 2』『Doom(2016)』『Wolfenstein II: The New Colossus』などの作曲を担当し、さまざまな受賞歴もある作曲家。『Killer Instinct』でスケルトン戦士である彼のテーマ曲を作曲する際に、「なにか特別な要素を追加したかった」ということでたどり着いたのがチベットの民族楽器「Kangling」だったようです。
「Kangling」は、実際の人間の大腿骨を使用して作られた楽器。チベットでは儀式に用いられるものですが、同氏はそれを入手してゲーム内に使用したとしています。海外Kotakuでは、あくまでも本来は儀式のみで用いられる楽器であり、その文化を尊重しない使い方であるのではないかと苦言を呈しています。
格闘ゲームコミュニティのドキュメンタリーを制作する「Hold Back to Block」の映像では、実際の「Kangling」の写真や音源も確認できます(24:45付近から)。また、「Spinal」のテーマ曲も同氏の公式チャンネルで配信中。なお、閲覧に関しては自己責任でお願いします。