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アークシステムワークスの対戦格闘ゲームシリーズ最新作『GUILTY GEAR -STRIVE-』。本作のアップデートパッチv1.03にてゲーム内から記述が削除されていた「中国のウイグル、チベット、台湾などに関する記述」を復活させるModが登場しています。
本作の該当する記述部分は、ゲーム内の「GG WORLD」モードで閲覧可能だったものです。リリース直後の6月11日に配信されたパッチ(PC版は6月18日)ではいくつかの地域名が削除されていますが、パッチノートでは明かされていませんでした。内容の変更については、海外フォーラムResetEraでのユーザーからの指摘によって明らかになっています。
海外ModコミュニティサイトのGameBananaで公開された「GG-World Log 311 Decensor Mod」は、導入することで削除されたログ部分を復元させるMod。特にゲーム内のプレイ部分に影響などが出るものではないようです。
中国に対する表現規制については過去にも多くの作品で行われていました。台湾のRed Candle Games開発のホラーアドベンチャー『還願』では、「ゲーム内に政治的批判コンテンツが含まれている」として一時販売中止になっています(現在は自社サイトで配信中)。